原口一博衆議院議員「表現の自由といえども人々の心を傷つけることまで容認されていいのか」ツイートに反響
8月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。企画展「表現の不自由展・その後」に展示された慰安婦とみられる少女像や、昭和天皇の写真を焼き灰を足で踏みにじっているような映像などが問題視され3日で展示中止となった。
大村秀章愛知県知事や津田大介芸術監督に対し批判の声が殺到するなど大炎上状態となり波紋が広がる中、原口一博衆議院議員は8月5日『Twitter』にて
聖書やコーランを火にくべることが何を意味するのか。日本人が大切にしているものを燃すことが何を意味するのか。表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?表現の自由といえども人々の心を傷つけることまで容認されていいのか?私は許されていいとは思いません。抗議の声をあげるのは当然です。
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月4日
聖書やコーランを火にくべることが何を意味するのか。日本人が大切にしているものを燃すことが何を意味するのか。表現の自由、芸術の名の下に許されていいのか?表現の自由といえども人々の心を傷つけることまで容認されていいのか?私は許されていいとは思いません。抗議の声をあげるのは当然です。
とツイートし、その後(2)~(5)まで続けてツイートを行った。
②他者への尊重を失えば起きる事。他者の大切にしているものに理解が至らなければ知らずして踏みつけてしまうもの。
その作品が芸術と言うのならそれは人の心にある人を踏みつけにしてもわからないと言う獣性を顕にしたという点においてのみ反語的な意味での価値を持つと。吐き気をもよおすようなもの— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月4日
③同時にこうも思います。世界にはこうして他者の心の痛みに無頓着なものもいる。私はそのようなものに絶対になりたくない。他方そのようなものがいることを自覚させてくれた事まで否定したくない。人の心の中にある人を人でなくするもの。それはそのもの達の中にだけあるのではない。私の中にもある。
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月4日
④人々の心に憎悪を掻き立てさせるもの。
それを芸術と私は呼ばないし呼びたくない。しかしそれは言うまでもなく暴力をもって排除されて良いものではありません。法と正義に基づかない如何なるものも認められないからです。
さて傷つけられたものをどう治せば良いのでしょうか。
それはより崇高な— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月4日
⑤行為、それこそ芸術により治されることを期待します。獣性ではなく人としての尊厳や愛で。
最後に一言。相手の集団に属する人々の心を傷つけた上での友好などはありえないということを。もしこれを友好の手段だと言うなら傲慢そのものだと。
友好は尊重から始まるもので侮辱からは生まれない。— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月4日
反響を呼び、多くの返信が寄せられていたようだ。
ツイートに対して「テロの片棒を担いでいる」といったような返信もあったようで、原口議員はそれを否定。
私がテロの片棒を担いでいるというツィートがありました。恥を知れとも。
私は真っ先に「恐怖によって気に入らない相手を黙らせようとするのはテロそのもの。日本をも貶めます。徹底捜査を。」と述べています。
立法者として容認できないものなのでここに反証をあげておきます。 pic.twitter.com/7B3blxs63s— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月5日
「日本人が大切にしてきたものを燃す」と書いたら堂々と言えというレスがありましたので追記させていただきます。日本人が大切にしてきたものと私がここで言っているのは見ず知らずの人にこのような態度を取らない奥深しさであり礼儀をさすものでもあります。異なる価値観、意見の人にも丁寧に接する。
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年8月5日
また、その後も複数回にわけてこの件に関してのツイートを行うなどしてようである。
※画像は『Twitter』より
『Twitter』の埋め込み機能を使用し表示しています。ツイートが見れない方はコチラ
https://getnews.jp/archives/2188942[リンク]
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka
TwitterID: getnews_Taka
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。