オジー&シャロン・オズボーン、トランプ米大統領による「クレイジー・タウン」無断使用をうけて声明発表

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オジー&シャロン・オズボーン、トランプ米大統領による「クレイジー・タウン」無断使用をうけて声明発表

 現地時間2019年6月19日にドナルド・トランプ米大統領が、ブラック・サバスの楽曲「クレイジー・タウン」を無断使用した動画を自身のTwitterに投稿にしたことをうけて、オジー・オズボーンの妻のシャロンが、彼の代理として声明を発表した。

 トランプ大統領がツイートした動画は、先日行われた2020年の米大統領選に向けた民主党の討論会での技術的なミスがハイライトされた、立候補者たちを小馬鹿にする内容のもので、最後には自身の米大統領選出馬の告知が挿入されている。

 トランプが大統領になる前に司会を務めていたリアリティ番組『アプレンティス』のシーズン9へ出演したこともあるシャロンの声明には「今朝、オジー・オズボーンの“クレイジー・タウン”が無断使用されたことをうけて、トランプ陣営に(そして他の陣営にも)、政治的な広告やキャンペーンにオジー・オズボーンの楽曲の使用を禁じる通知を送ります」と書かれており、「オジーの音楽は、たとえどのような用途でも許可なしで使用することはできません。トランプ氏には提案があります―自分のミュージシャンの友人に連絡をしたらいいのではないですか。カニエ・ウェスト(「Gold Digger」)、キッド・ロック(「I Am the Bullgod」)、またはテッド・ニュージェント(「Stranglehold」)なら楽曲の使用許可を出してくれるのでは」という言葉で締めくくられている。

 楽曲使用に関して、トランプ陣営を批判したのはオジーが初めてではない。2016年に行われた米大統領選の際、トランプ大統領が共和党全国大会でクイーンの「伝説のチャンピオン」を使用したことに対し、バンドはそのいら立ちを声明で露わにしている。他にもニール・ヤング、エアロスミス、R.E.M.らが、イベントなどで無断で楽曲を使わないよう声を上げている。

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