新ごぼうサラダのお弁当レシピ!うまみを引き出すプロのコツとは
料理雑誌や書籍の執筆のほか、カフェ・レストランのフードコーディネートも手掛ける、フードコーディネーターのぬまたあづみさん。新ごぼうを使った、洋風と和風のサラダレシピを紹介していただきました。お弁当にもぴったりのおかずです。
新ごぼうのオイル蒸し
柔らかくて香りのよい新ごぼうを、オリーブオイルでさっと蒸し煮に。シンプルな味付けなので、たっぷり作ってアレンジレシピを楽しんでください。
材料(作りやすい分量)
新ごぼう:2本(約200g)
ニンニク:1片
オリーブオイル:大さじ2
塩:小さじ1/5
作り方
新ごぼうは縦に1cm間隔の浅めの切り込みを入れ、ピーラーで4~5cmの長さに削ってささがきにし、水をはったボウルに浸してあく抜きをする。
ニンニクはみじん切りにする。
1を水洗いし、ざっくりと水分を切る(※)
厚手の鍋に3とオリーブオイル、2、塩を入れ、ふたをして火にかける。蒸気が上がったら火を弱め、8分ほど蒸し煮にする。
全体をさっくりと混ぜ合わせてできあがり。
洗ったごぼうの水気で蒸し煮にするので、水を切りすぎないようにします。
memo
ニンニクは、子ども用の場合はなしにするか、量を減らして作りましょう。
新ごぼうときのこのサラダ
新ごぼうのオイル蒸しに、電子レンジ加熱したしめじを合わせたサラダ。醤油で仕上げる和風のアレンジです。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずに。
材料(2人分)
新ごぼうのオイル蒸し:40g
しめじ:50g
醤油:小さじ1/2
しそ(大葉):1枚
作り方
しめじは根元の石づきを取り除いて、小房に分ける。耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ500Wで1分ほど加熱する。
新ごぼうのオイル蒸しに1と醤油、ちぎったしそ(大葉)を加え、さっくりと混ぜ合わせる。
新ごぼうとコーンのカレーマヨサラダ
新ごぼうのオイル蒸しに、カレー粉とマヨネーズ、コーンを合わせて、子どもの喜ぶ洋風おかずサラダに。
材料(2人分)
新ごぼうのオイル蒸し:40g
コーン(缶):40g
マヨネーズ:大さじ1
カレー粉:小さじ1/4
パセリ:適宜
作り方
コーンは水気を切る。
新ごぼうのオイル蒸しに1とマヨネーズ、カレー粉を加え、さっくりと混ぜ合わせる。お好みでパセリをちらす。
新ごぼうとわかめのナムル
新ごぼうのオイル蒸しに、わかめとごまを加えたナムルサラダ。野菜が不足しがちなお弁当の一品に。
材料(2人分)
新ごぼうのオイル蒸し:40g
わかめ(乾燥):3g
塩:ひとつまみ
いりごま:小さじ1
作り方
わかめは水で戻して水気を切る。
新ごぼうのオイル蒸しに1と塩、いりごまを加えさっくりと混ぜ合わせる。
最後に
ベースとなる新ごぼうのオイル蒸しに、ひと手間加えるだけでサラダにも、お弁当のおかずにもなります。ぜひいろいろなアレンジで味わってください。
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後フードコーディネーターを目指して上京し、栗原はるみ『ゆとりの空間』入社。3年勤務した後、フードコーディネータースクールに入学。卒業後は料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。現在は料理雑誌、書籍、webの他、カフェ・レストランなどのフードコンサルティングに携わり、メニュー開発などを行う。
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[ごぼう]覚えておきたい、あく抜きや切り方など調理のコツ
独特の風味と歯ごたえが特徴のごぼう。食物繊維が豊富で、かたいので、しっかり噛んで食べる必要があります。よく噛むことは早食いを防止して満腹感が得られやすくなります。
最終更新:2023.03.02
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ
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