QUEEN『オペラ座の夜』の世界観を野田秀樹が舞台化、ブライアン・メイ“演劇史に新たな1ページ”

QUEEN『オペラ座の夜』の世界観を野田秀樹が舞台化、ブライアン・メイ“演劇史に新たな1ページ”

 野田秀樹作・演出の舞台【NODA・MAP 第 23 回公演「Q:A Night At The Kabuki」】が、10月8日から東京芸術劇場プレイハウスで上演される。

 同作はクイーンのアルバム『オペラ座の夜』に着想を得た作品。「クイーンが愛する日本で、彼らの名盤『オペラ座の夜』の世界観を舞台にできないか?」というオファーを受けた野田は、約2年間構想し、創作ワークショップを重ねた。クイーンのメンバーはそこから生み出された世界観に感銘を受け、『オペラ座の夜』全楽曲の使用を快諾したという。

 物語のベースは、ウィリアム・シェイクスピア『ロミオとジュリエット』。舞台には2人のロミオと2人のジュリエットが登場し、悲劇の死を遂げた“その後のロミオとジュリエット”が描かれる。4人のロミオとジュリエットを演じるのは、松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳。そのほかのキャストには橋本さとし、小松和重、伊勢佳世、羽野晶紀、竹中直人、野田秀樹が名を連ねる。

 発表とあわせてブライアン・メイのコメントが公開。「日本との長きに渡る繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな1 ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです」と語っている。

 舞台は東京芸術劇場プレイハウスに加えて、新歌舞伎座、北九州芸術劇場でも上演。チケットは9月7日から販売される。

◎ブライアン・メイ コメント
この度は伝説的劇作家・演出家の野田秀樹さんがクイーンのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を本物の舞台演劇にして下さることになり、大変嬉しく、そして光栄に感じています。
日本との長きに渡る繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな 1 ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです。
ブライアン・メイ

◎イベント情報
【NODA・MAP 第 23 回公演「Q:A Night At The Kabuki」】
2019年10月8日(火)~10月15日(火)東京芸術劇場プレイハウス
2019年10月19日(土)~10月27日(日)新歌舞伎座
2019年10月31日(木)~11月4日(月・休)北九州芸術劇場 大ホール
2019年11月9日(土)~12月11日(水)東京芸術劇場プレイハウス
作・演出:野田秀樹
音楽:QUEEN
出演:
松たか子
上川隆也
広瀬すず
志尊淳
橋本さとし
小松和重
伊勢佳世
羽野晶紀
竹中直人
野田秀樹

◎QUEENアーティスト写真
Photo by Terry O’Neill 1975

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