[アスパラ&ベーコンレシピ]プロが教えるお弁当で人気のおかず
忙しくてもできる、簡単でおいしく、ヘルシーな料理やスイーツづくりで人気の料理研究家、高橋千帆さんにアスパラ&ベーコンのお弁当のおかずレシピを紹介していただきました。うまみがたっぷりつまったレシピをどうぞ!
アスパラベーコン巻き
アスパラの下茹でなし、串を使わないので子どものお弁当に入れても安心。晩酌のお供にもぴったりのおかずです!
材料(1人分)
アスパラガス:3本
ベーコン(ハーフサイズ):3枚
サラダ油:適量
作り方
アスパラガスは根元を1㎝ほど切り落とし、根元から3~5cmのところまでピーラーで皮をむき、3等分に切る。
ベーコンの上に1を三角形に積み、巻き終わりが底になるように巻く。
耐熱皿にペーパータオルをしき、2をベーコンの巻き終わりが底にくるように置く。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで30~40秒ほど加熱する。
フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、3をベーコンの巻き終わりが底にくるように置く。美味しそうな焼き色がつくまで、中火で1面ずつじっくりと焼く。
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フライパンで焼く時に、あまりコロコロ動かさず、1面ずつじっくり焼くことで、串や楊枝を使わなくても留まります。
アスパラジャーマンポテト
アスパラとじゃがいもにベーコンのうまみが合う、シンプルなおかずです。
材料(2人分)
アスパラガス:2本
じゃがいも:中1個
ベーコン:2枚
サラダ油:大さじ1
酒:大さじ1
塩こうじ:小さじ1
塩:ひとつまみ
こしょう(黒):少々
パセリ:お好みで
作り方
じゃがいもは皮をむき3㎝の角切りにする。耐熱皿にのせ水を小さじ1/2(分量外)を回しかけ、ラップをして電子レンジ600Wで1分30秒~2分加熱する。
アスパラガスは根元1cmほどを切り落とし、根元から3~5cmのところまでピーラーで皮をむき、3cmほどの斜め切りにする。ベーコンは3cm幅に切る。
フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、ベーコンを加え、弱めの弱火でチリチリとじっくり火を通す。
ベーコンに焼き色がついてきたら裏返し、弱めの中火にする。1とアスパラガス、酒、塩こうじを加え、蓋をして2分ほど蒸し焼きにする。途中で蓋を開け、木べらでかき混ぜる。
塩、こしょうで味を調え、お好みでパセリを散らす。
memo
ベーコンを焼く時に火が強すぎると、うまみを引き出す前に焦げてしまいます。じっくりと優しく火を入れるイメージで焼きましょう。
仕上げに黒こしょうをたっぷりかけると、大人向けの味になります!
アスパラベーコンとレモンのペンネ
アスパラベーコンに、しぼりたてのレモンをキュッと効かせたペンネ。さっぱりしながらもベーコンの塩気とバターのコクが相まっておいしく仕上がります。お弁当のメインにも!
材料(1人分)
アスパラガス:90g
タマネギ:40g
ベーコン:1と1/2枚
ペンネ:100g
オリーブオイル:大さじ1
塩:ひとつまみ
バター(無塩):10g
醤油:小さじ1
パスタの茹で汁:大さじ1
レモン汁:大さじ1
塩、こしょう:各適宜
作り方
鍋に湯を沸かし、塩少々とオリーブオイルをひとまわし入れ(共に分量外)、ペンネを茹でる(購入したペンネの指定の茹で時間よりも1分短く茹でる)。茹で上がったらザルにあける。
アスパラガスは根元1cmほどを切り落とし、根元から3~5cmのところまでピーラーで皮をむく。2~3cmほどの斜め切りにする。
タマネギは薄切りにし、ベーコンは2~3cm幅に切る。
フライパンにオリーブオイルを入れ火にかけて3と塩を加え、弱~中火でゆっくり炒める。
タマネギがしんなりしてきたら、2を加え1分ほど炒める。
5に1を加え、木べらで全体を混ぜ合わせたら、鍋肌からバター、醤油、パスタの茹で汁を加え、全体に絡ませる。中火~強火で1分ほど、火を通す。
火を止め、レモン汁を加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調える。
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塩とオリーブオイルをひとまわし入れてペンネを茹でると、茹であげ後に時間が経ってもペンネ同士がくっつきにくくなります。
バターと醤油は、鍋肌から入れると香りが立っておいしく仕上がります。
最後に
アスパラとベーコンは王道の組み合わせ。ひと手間加えたおかずで、お弁当だけでなく、おつまみとしても楽しんでみてください!
高橋千帆/Chiho Takahashi
料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー
1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[アスパラガス]栄養を逃がさない、茹で方と保存法
アスパラガスは、冬の間に養分を蓄えた根から、春~初夏にかけて伸び出してくる若い茎の野菜。日光を当てて栽培したものがグリーンアスパラガス、土をかぶせ遮光して育てたものがホワイトアスパラガスになります。
最終更新:2024.05.19
文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ
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