日本発のグラフィックノベル「戦隊」書籍化プロジェクト まるで「読む映画」!?
日本発のヒーロー・コミック・レーベルを立ち上げるべく誕生した謎の組織「シカリオ」と、「鉄コン筋クリート」や「海獣の子供」のアニメーション制作会社「STUDIO4℃」が共同で制作したヒーロー・レーベル第一弾「戦隊」の書籍化を目指すクラウドファンディングのプロジェクトが実施中です。
<「戦隊」のストリー>
“もし現実世界に「戦隊」が存在したら? それは違法な武装集団の度を越えた暴力の行使となる。この物語は、法を超えた正義と情念のド派手な問いかけであり、変身できない生身の人間がヒーローを演じることの不可能性を描いた悲劇である。”
「戦隊」は、昨年10月31日よりAmazon等電子書籍ストアで販売を開始した、電子コミック型のグラフィックノベル。作画を担当するのは、映画「ハーモニー」のキャラクターデザインや「UTOPA」の監督として知られるアニメーション監督、田中孝弘です。
今回、クラウドファンディングを達成した場合のグラフィックノベルとしての書籍化にあたり、全ページフルカラーはもちろんのこと、電子コミック版に再編集を施し、スマホ版とはまた違った時間の流れ、密度が体感できるとのこと。
またクラウドファンディングサイトの中では、「一口にフルカラーと言っても、アニメーション作業に則った工程を踏んでいるので、全コマにおいて全キャラの色を決め、撮影したかのように画面に処理を加えています。こうした、あまり漫画では見かけない絵作りの仕方も楽しんで頂けると思います。コミックの枠を超え、”読む映画”として劇場2時間以上を見終えた体験ができるのではないでしょうか」との田中監督の言葉も紹介されています。
今回のクラウドファンディングでは、「直筆サイン本」「設定資料集」「スタジオ特別ご招待」「オリジナルイラスト」など、通常では体験できない豪華リターンが用意されています。クラウドファンディングは2019年5月31日(金)23時59分まで。気になった方はぜひチェックしてみてください。
■関連リンク
https://greenfunding.jp/lab/projects/2807
■関連記事
100以上の海外フェスに参加した筆者が40か国、120以上のフェスをナビゲート
ツイッターフォロワー数9万人! 上馬キリスト協会が出したゆるーい本って?
雑誌の世界観をウェブに持ち込む 『BRUTUS』と『ぴあ』の新たな挑戦
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。