紙の上の書き込みを自動転写!次世代のノート「Newyes」が世界から大注目

では、全ての人がスマートフォンを所持している現代に感圧紙はどのように進化するのだろうか。そのヒントを与えてくれる「Newyes」という製品が登場した。
これは、紙のノートに書き込んだものがそのままデジタル保存されるというものである。ちょっとしたメモからイラストまで、あらゆる書き込みをクラウド化することが可能だ。
・ノートの書き込みがクラウドデータに

このタブレットに直接何かを書き込むことも当然可能だが、Newyesの進化は紙のノートにある。このノートには、特殊なドットが印刷されている。そして専用のボールペンには、超小型カメラが内蔵されている。このカメラがノートのドットを認識しつつ、そこから得た情報をクラウド化するという仕組みだ。
もっと簡潔に言えば、ボールペンで書いたものがそのまま画像データとして保存される。紙の上の記載が、そっくりそのままデジタル化されていくのだ。感圧紙どころか、製品について知らない人がこれを見たら魔法のようにも思えるのではないか。
・文字をデジタル化

内容を即座に送信できるから、たとえばジャーナリストのような職業の人にも対応できるのではないか。何だかんだでタイピングよりも手書きのほうが早いと考える人には絶好の製品である。
Newyesは現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で109ドル(約1万2000円)からの出資枠を公開している。本当はこれよりも安価な枠もあったが、そちらは既に締め切り。配送は7月に行われるという。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。