動くリビングルーム!? シトロエン、快適性重視の自動運転EV「19_19」コンセプト発表

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創業100年を記念し、シトロエンは自動運転EVのコンセプト「19_19」を発表した。

ヘリコプターにインスパイアされたデザイン、そしてくつろげるリビングルームを意識した車内となっているのが特徴。未来型ということで人工知能も活用している。

・タイヤにセンサー

外観はいかにもサイエンスフィクションに出てきそうなデザインだ。目をひくのが、前部がカプセルのように透明になっていること。これはヘリコプターを参考にした。

また、タイヤは30インチと大きく、これにより車高が高くなる。ヘリのように、車中からは周囲を見下ろすような視野となるとのこと。

また、Goodyearとのコラボで、タイヤにはセンサーを搭載。道路や天気の状況をモニターし、データをドライブトレーンに送るようになっている。

・マイホーム空間

外観はヘリを参考にしている一方で、内装はリビングルームがテーマ。座席はクッション性を高め、助手席にいたってはかなりリクライニングがきくようになっていてまるでラウンジにある快適チェアのよう。後部座席近くに本をはさんでおけるような“棚”があるのもユニークだ。

運転席はというと、ARのヘッドアップディスプレイにナビなどの情報が映し出される。また、AIによるパーソナルアシスタントがユーザーの検索内容に基づいて、ユーザーが興味を持ちそうな情報を提供する。

自動運転に対応し、バッテリー容量は100kWh。WLTP基準での航続距離は800キロとなっている。

このコンセプト、実際に生産されるかどうか現段階では言及はないが、まずはフランスで間もなく開かれる「VIVA TECHNOLOGY」でお披露目される予定だ。

シトロエン

(文・Mizoguchi)

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