葉野菜を最短2週間で栽培できる書棚のようなB2B型屋内農場ソリューション「Farmshelf」

現在、ニューヨークとワシントンD.C.を対象エリアとして展開している。
・書棚のような屋内農場で葉野菜などを水耕栽培

LED照明によって人工的に光を与え、土を使わない水耕栽培の手法により、レタスのほか、ケール、水菜などの葉野菜、バジルやディルといったハーブを1年中栽培できる。
「Farmshelf」では、センサーとソフトウェアにより、温度や湿度、光、pHなどが常時、最適に制御されており、専用スマホアプリを介して、生育状況をリアルタイムにチェックすることも可能。
レタスなどの作物は、2週間から4週間で収穫できるという。
・家庭用屋内農場ソリューションも展開予定
「Farmshelf」は、これまでに、ニューヨーク市マンハッタンのグランド・セントラル駅内のフードホール「Great Northern Food Hall」、ワシントンD.C.のサラダ専門店「Beefsteak」、カリスマシェフのホセ・アンドレ氏が主宰するスペイン料理店「Mercado Little Spain」などに設置されている。
近い将来は、B2B型ソリューションにとどまらず、家庭用屋内農場ソリューションも展開していく方針だ。(文 松岡由希子)

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