NASAが支援する人型ロボット「King Louie」は空気注入式!

なんと、ベイマックスのように空気注入式で、それでいて実際に手で物をつかんだりすることができる。
・関節にマイクロチップ

King Louieの最大の特徴は空気注入式であること。風船人形のように膨らますことで姿を現す。風船人形であれば膨らませておしまいだが、King Louieは関節などにマイクロチップが埋め込まれ、各部分の空気圧を調整することで腕を動かしたりできるのだという。
両腕の先は人間の手のようになっていて、ボールなどの物をつかむことが可能だ。
・コンパクトにして運搬

空気注入式なので、宇宙への打ち上げのときはコンパクトにたたんで運ぶことができ、また国際宇宙ステーションという限られた空間で必要に応じて膨らませたりたたんだりも可能だ。そして基本的に風船なので、間違ってぶつかっても怪我をしないというのもメリットなのだという。
研究チームは、宇宙に限らず、病院や家庭でも活用できるとみて、今後も開発を進める方針。ソフトロボットだと印象も“ソフト”で社会に受け入れられやすいかもしれない。

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