大型SUVのEV投入へ! VW、コンセプトカー「ID. ROOMZZ」を披露

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フォルクスワーゲン(VW)は電気自動車ID.シリーズを今後展開していくことを明らかにしているが、上海モーターショー2019が4 月16日に開幕するのに先駆けて大型SUVのコンセプトカー「ID. ROOMZZ」を披露した。

コンセプトでは座席数は4つとなっていたが、ゆったりした空間なので座席数を増やして大型ファミリーカーとして使うことができそうだ。2021年の発売を予定している。

・自動運転レベル4

ROOMZZはレベル4の自動運転機能を搭載している。出力は225kW(302馬力)で、6.6秒で時速100キロに至る加速性能を備える。

バッテリーは820kWhで、航続距離はWLTP基準で450キロとなっている。DC急速充電(150kW)を使えば30分でバッテリーの80%を充電できるという。

・空気清浄機能を搭載

車内をみると、太めのハンドルがあり、その横に大きなディスプレイが据えられていて、さながら飛行機のコックピットのようだ。写真では確認できないが、HUDも搭載されるとのこと。

また、他のモデルには見られない機能として、CleanAirフィルターシステムを搭載する。これは、大気汚染で車外の空気の質が良くない場合に空気を浄化する。

モーターショー開催地の上海を含め、中国では大気汚染が近年深刻な社会問題になっているだけに、この機能は中国の消費者にアピールできそうだ。

VWはID.シリーズの第1弾となるコンパクトの「ID.」を2020年に発売する。その後「ID. CROZZ2」「ID.BUZZ」と展開してくことにしていて、今後も次々と新モデルが発表される見込みだ。

Volkswagen

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