メルセデス・ベンツ、次世代のEV用バッテリーを製造する工場の建設に着工

化石燃料を使用しないEVの促進は環境への負荷を減らすものだが、それに加えこのバッテリー工場そのものもカーボン・ニュートラルになるという。
・電気シリーズ続々と

そうしたEVの要となるのが、バッテリー。今後、あらゆる車種にEVを投入するということはつまり、最先端のバッテリーを大量に生産していく必要がある。
メルセデス・ベンツは現在、ドイツや中国など世界9つのバッテリー工場に投資していて、投資額は計10億ユーロ(約1256億円)にもぼるという。
・環境に取り組む姿勢アピール
また、今回着工された工場は既存のエンジン工場の隣に新設され、広さは1万2000平方メートル超となる。
公開された工場完成予想図をみると、屋上が緑地化されていることがわかる。この施設全体をカーボン・ニュートラルにすることで、環境に優しいクルマ会社をアピールする。
車は今後、電動化や自動運転といった最新テクノロジーを搭載したタイプが加速度的に浸透することが見込まれ、それに対応する工場建設の動きも顕著になってきそうだ。

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