ディズニーの開発したタッチセンサーの新技術『Touché』がまさにイノベーション
今回はイケダハヤトさんのブログ『ihaya.news』からご寄稿いただきました。
※すべての画像をごらんいただけない方はガジェット通信(https://getnews.jp/archives/214045)をごらんください。
ディズニーの開発したタッチセンサーの新技術『Touché』がまさにイノベーション
海外メディアをかなりにぎわせている『Touché』。これすごいですよ。
複雑なタッチを識別
従来のタッチセンサーは一つの周波数しか検知できないため、“触っているか/触っていないか”という二つの状態しか識別できませんでした。
今回の『Touché』は複数の周波数を検知することができ、例えば“一本指で触っている” “握っている” “つまんでいる”などの識別を行うことが可能です(トップ画面参照)。
リストバンドを付ければ、人間をセンサーにすることも可能です。
水面の電気も感知することができます。
夢いっぱいのアプリケーション例
動画では5つのアプリケーション事例が紹介されています。最初はフードトレーニング。赤ちゃんの教育ですね。
指や箸でコーンフレークを食べようとするとビビっというエラー音がでます。
スプーンだとエラーがでません。
次は体をセンサーにしたミュージックプレーヤー。
手を合わせたり、指で体を触ったりして操作できます。
これすごいですよ。タッチパネルで右クリックを実現。
指で画面をつまむと、筐体(きょうたい)の裏に仕込んだセンサーが反応し、一本指のタッチとは違う動作をします。かなり利便性が高まりそう。
4つ目はスマートドアノブ。
ドアノブのタッチの仕方によって画面表示が変わります。
最後はシンプル。センサー付きソファー。
ソファーに腰掛けると自動でテレビが入り、深く腰掛けると照明が落ちます。
というわけで、ものすごい可能性を秘めたテクノロジーです。スマートフォンの入力方法はガラっと変わってしまいそうですねー。
ここでは紹介されていませんが、ゲームなんかにも応用できそう。フォロワーの方からメッセージを頂いたのですが、障害を持った方のデジタル機器操作のあり方も変わりそうです。いやーすごい。イノベーションですね。
より詳しくはTouchéの紹介動画をぜひ。うーん感動です。
「Touché: Enhancing Touch Interaction on Humans, Screens, Liquids, and Everyday Objects 」 『youtube』
http://www.youtube.com/watch?v=E4tYpXVTjxA&feature=player_embedded
執筆: この記事はイケダハヤトさんのブログ『ihaya.news』からご寄稿いただきました。
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