マーベル大好き! 十束おとは(フィロソフィーのダンス)が語る『キャプテン・マーベル』とMCU「アベンジャーズみたいなアイドルグループになりたい」
3月15日(金)に日本公開され、3日間での興行収入6億1514万円、動員40万8225人の大ヒットをきった映画『キャプテン・マーベル』。現在までに累計動員は82万人、興収は12億円を突破しています。
そんな本作を「最高に楽しかったです!」と絶賛しているのが、女性4人組グループ「フィロソフィーのダンス」の十束おとはさん。2019年4月5日にニューアルバム『エクセルシオール』のリリースを控え、ライブイベントでもファンを魅了し続けています。
マーベルが大好きで、アツい想いをもっている十束さんが『キャプテン・マーベル』に感じた魅力とは? 4月26日に公開となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』を直前にマーベル愛炸裂のインタビューをお届けします!
※インタビュー本文には、若干『キャプテン・マーベル』のネタバレとなる展開が含まれます。ご留意ください。
――今日はマーベル好きの十束おとはさんに色々お話を伺わせていただきます! まずは最新作『キャプテン・マーベル』をご覧になった感想を教えてください。
おとは:めちゃめちゃ楽しかったです! 今までのマーベル映画の中で個人的に好きな作品の1番か2番には食い込みました。最初はキャプテン・マーベルにまつわる謎が多すぎて、どんな展開になるんだろう?と頭を働かせながら観ていたのですが、途中の衝撃的な展開から一気に引き込まれました。
キャプテン・マーベルが何回失敗しても立ち上がる所がかっこいいですよね。女性の強さとか、女性同士の友情が描かれていて、同じ女性としてすごく勇気をもらいましたし、パワーを感じました。
――キャプテン・マーベルを初め、登場する女性たちが本当にカッコいいですよね!
おとは:女性監督とか、チームに女性が多いっていうのもめちゃめちゃ嬉しくて、ファンとして。やっぱり女性の強さは女性にしか出せないっていう、その気持ちがあったことがいちファンとしてとっても嬉しかったです。
――マーベルファンにとってはアガる演出もたくさんありましたね。
おとは:見どころたっぷりですよね! 私は元々ニック・フューリーがすごく好きで。でも『アベンジャーズ』(2012)から入っているので、フューリー像が自分の中で完成していて。常にクールっていうイメージがあったので、本作でヴァース(キャプテン・マーベル )との凸凹コンビぶりが新鮮で面白かったです! この2人のドタバタ劇だけメインでもう一本映画を作って欲しいくらいに思いました。そして若い頃のコールソンも素敵でした〜!
――フューリーもコールソンも同じ役者さんのまま、劇中では若返っているのがすごいですよね。
おとは:すごく自然で今の技術ってすごいなあと感心しっぱなしでした。フューリーの片目の秘密が本作で明らかになりますが予想外で驚きましたし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』につながる最後の最後の展開も、マーベルファン心をくすぐる演出がたっぷりで最高でした。
――映画の中で特に好きなシーンや展開はどこですか?
おとは:敵だと思っていた相手が実は敵じゃないと分かってからの展開が素晴らしかったです。彼らの前向きに生きる姿は切ないけれど、感動しました。「戦争はお互いが正義だと思っている」と言った意味のセリフが出てきますが、そうして自分たちの住処が追われても相手を出来るだけ傷つけない様に生きている彼らの民族全てに共感しました。マーベル作品って敵であったとしても「分かる……!」って思う部分が多くて、そこも魅力的ですよね。私利私欲の為だけに限らないというか。
――『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサノスしかり。
おとは:そう! 完全悪じゃないっていうところが自分の好きなポイントなんです。後は、私は「毛糸」という名前の猫を飼っているのですが、毛の色がベージュなので「グース」と雰囲気が似ていて、登場シーンは可愛い〜!ってなりました。でもその後にグースが乱暴に扱われるシーンがあって、猫大好きだから(うわあ、もう無理だ!見れない……!)ってなったのですが、実はそうじゃないっていうことに、びっくり。グースは猫じゃないっていう……ね(笑)。これだけ強かったら全然大丈夫!って安心しました。
――本作の笑いポイントの一つですよね。グース最高!っていう。
おとは:本当に! 特に私が試写で拝見した時に、前の席のおじさんがめちゃくちゃ笑う方で、グースのシーンはずっと爆笑してて、その楽しい雰囲気で映画が観れてありがたかったです(笑)。
――グースはおとはさんの好きなマーベルキャラの仲間入り出来ましたか?
おとは:めちゃめちゃ大好きになりました。でも、「うちの毛糸って本当に猫なのかな……?」って疑ってしまって、家に帰ってからしばらく観察してしまいました。
――隠れてなんかすごいものを飲んでるかもしれない(笑)。
おとは:そうなんです! 怖い!と思って(笑)。でも日常生活でも敵か味方か、もしかしたらこの人、人間じゃなかったらどうしよう……とか、考えませんか? 観た後(笑)。
――考えます。だって、もしかしたら血が緑かもしれないし(笑)。
おとは:そうだったらどうしようと思っちゃいますよね。そういう、完全にファンタジーというかSFではなく、自分たちの身近にありえそうだなと思わせられるところもマーベルの魅力だなと思っています。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。