炭酸なのに振ってもいいの? しかもゼリー!?『マッチゼリー』をシェイクしたら不思議な食感だった
微炭酸飲料として刺激が少なく飲みやすい「マッチ」シリーズから、『マッチゼリー』が新発売。従来のビタミン入りはそのままに、ゼリータイプにすることで味わいや利用シーンを増やす目的らしいが、あの優しく甘い味わいは健在なのだろうか。微炭酸感はどうなった?
振ったら溢れる前にすぐに飲むべし!苦味が強調された大人向けの味わいか?
1996年に発売され、20年以上のロングセラーを誇る「マッチ」は、10代~20台前半の男女に愛されているビタミン炭酸飲料。コーラやサイダーの強炭酸が主流の中、炭酸の強い刺激は苦手だけど炭酸を飲みたいという層に強い支持を受け、ロングセラーとなった。毎日飲むという人は多くはないかもしれないが、炭酸の中では好きという人は多いのではないだろうか。
260gあたりのカロリーは130g、糖質約12.5g。その他、ビタミンB6 約3.6mg、ナイアシン 約7.8mg、ビタミンC 約104~312mg
つい忘れがちだが、「マッチ」のコンセプトはビタミン炭酸飲料。500mlPETの場合、100mlあたりビタミンB6 1.3mg、ナイアシン(ビタミンB3) 2.7mg、ビタミンC 70mgが配合されている。砂糖など他の成分も入っているので飲みすぎは体に良くないが、同じ炭酸を飲むのなら、こういった健康面に配慮してくれている方がうれしい。
この度大塚食品株式会社(大阪市中央区)が新たに発売する『マッチゼリー』(260gPET・希望小売価格 税抜129円・2019年4月1日発売)は、こういった従来の「マッチ」の特長をそそのまま引き継ぎつつ、新しい楽しみ方を提供してくれる新商品だ。
一番の違いは、「マッチ」ブランドでは初の試みとなるゼリータイプ飲料となったこと。振れば振るほど触感が変わるので、自分好みの触感やのど越しで楽しめるようになった。
ただの炭酸飲料よりも小腹を満たすのに適しており、勉強や仕事の合間に飲めるのもメリットの1つ。お腹がすいたけどご飯を食べる時間がない、夕飯前にあまりがっつり食べたくないなど、これまでより利用シーンが広がることで、より身近な飲料として活躍してくれそうだ。それでは、従来のマッチとどのような違いがあるのか、味の面でも確かめてみよう。
強く降り過ぎると溢れるので注意
蓋を開ける前に目安の3回シェイク。炭酸を振る、という背徳的な行為がちょっとストレス解消をしてくれる。開けるのは自分だけど。
中身が噴き出さないかと恐る恐る蓋を開けると、代わりにフレッシュな香りが広がる。意外と知られていないかもしれないが、「マッチ」はグレープフルーツ果汁入り。あの爽快感は果汁によって生み出されていたというわけだ。
振った直後は噴出さないが、ふたを開けて放置すると溢れてくる。開栓後は速やかに飲もう
ゴクゴクっと喉を鳴らそうとするも、やはりゼリー飲料。とろ~りといった具合に口の中に入ってくる。味は確かにマッチだが、爽快感というか疾走感が物足りないのが残念。全く別の商品といってもいいかもしれない。
100回ほど振ったらかなり液体に近くなった。これ以上振るなら従来のマッチを買った方がいい
ゼリー状にしたことで、甘味よりも渋味を感じやすくなったのも惜しいポイント。苦味を好む人なら問題ないが、メインターゲット層である10代のことも考えると心配せざるを得ない。グレープフルーツ好きには問題ないのだが……。
ただ、小腹を満たすという狙いにはぴったり。単に炭酸を飲んだ時よりも胃に物が入っているという感覚を得られる。ゼリータイプには珍しいペットボトルタイプなので、リキャップできるし、持ち運びもできることを考えると、20代のOLやビジネスマン向けの商品ということだろう。
全国の自動販売機、コンビニ、量販店、駅売店、ドラッグストアなどで発売中。
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