コンロじゃなかった!和食料理人・野﨑洋光さんが教える“最高の目玉焼きご飯”をつくる裏ワザって?

撮影:ローラン麻奈
和食界の第一人者でありながら、読む人の肩の力をふっと抜いてくれるような言葉と笑顔で、家庭でもマネしやすい調理のコツを伝えてくれる野﨑洋光さん。
新刊『野﨑洋光 和食、これでよかったんだ!』(世界文化社)では、“僕の最高のごちそう”として、ちょっと意外な料理が紹介されていました。
それは……とろとろの目玉焼きをのっけたご飯!
とくに白身がお気に入りだという野﨑さんが、理想の「ぷるん&しっとり食感」を叶えるために使っていたのは、意外なあの調理器具。
いつもより少しだけていねいに、野﨑さん流のやり方でつくってみたら、朝食の時間が“幸せなひととき”に変わりました。
焼き方が決め手!「とろとろ目玉焼きご飯」のつくり方

(画像は本書88~89ページより)
<材料(1人分)>
卵…1個 サラダ油…適量 温かいご飯…1杯分 長ねぎ(小口切り)・おろししょうが・醤油…各適量 <つくり方>
1. フライパンにサラダ油をひいて火にかけて温め、いったん火を止める。
卵を器にやさしく割り入れ、フライパンにそっと移して火をつける。
白身が少し白くなったら、予熱しておいた魚焼きグリルに入れる。
※フライパンは取っ手が溶けないように金属製のものを使うか、ない場合はそのままコンロで蓋をして弱火にしてください。
2. 魚焼きグリルの上火で表面を焼き、うっすら白くなったら取り出す。
茶碗にご飯を盛り、目玉焼きをのせ、ねぎとしょうがをのせる。
※コンロで焼く場合は、白身が少し白くなったところで火を止め、蓋をしたまま2~3分蒸らしてください。くれぐれも焼きすぎないように。
3. 箸で卵黄の真ん中をさして穴をあけ、そこに醤油をたらす。薬味とともに混ぜる。
※醤油はお好みで量を加減してください。混ぜきってしまわず、むらがあるほうが食べるごとに違う味が楽しめます。
(『野﨑洋光 和食、これでよかったんだ!』88~89ページより引用)
カリカリ卒業。しっとり半熟の目玉焼きがご飯と溶け合う

これまで目玉焼きといえば、フライパンでじゅっと焼き、縁がカリッとするくらいが定番だった筆者。
でも今回、野﨑さん流の「魚焼きグリルで焼く」方法を試してみたら、そのとろとろ加減にすっかり虜になってしまいました。
わが家にはグリルに入れられるフライパンがなかったので、オーブントースター用の目玉焼きプレートにのせて焼いてみたのですが、これが大正解。白身はふわっと、黄身は絶妙な半熟に。
火の通り方が穏やかだからでしょうか、最後までフライパンで焼くよりもずっとやわらかく、しっとり。そんな目玉焼きがご飯になめらかにからんで、まさに“最高のごちそう”でした。
薬味の力もさすがの一言。なかでも、しょうがのさわやかさがアクセントになって、驚くほど目玉焼きにマッチしていたんです。
この味を知ってしまったら、もう普通の目玉焼きご飯には戻れないかも……。これだから、料理本の探索はやめられません!

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