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昨年12月にひっそりと地球に落下した隕石 広島型原爆の10倍のエネルギーを放出

昨年12月、カムチャッカ半島沖のベーリング海上空に人知れず隕石が突入していたことが分かった。隕石は大気圏中で爆発し、その際、広島型原爆のおよそ10倍のエネルギーを放出したと推定される。NASAによると、爆発はここ30年で2番目に大きく、2013年にロシア・チェリャビンスク上空で爆発した隕石以来、最大規模だったという。


https://twitter.com/simon_sat/status/1108120937059282945


https://twitter.com/pgbrown/status/1104166976438657030

分析によると、現地時間2018年12月18日の午前11時48分頃、秒速約32kmでほぼ垂直に近い角度で大気圏に突入した隕石は、上空約26kmで大爆発を起こした。その際に放出したエネルギーはTNT換算でおよそ173キロトン。広島型原爆のおよそ10倍に相当する。隕石の直径はおよそ10メートル、重さは1400トンと推定されている。僻地のため地上からの目撃報告は寄せられていないようだが、核爆発や火山噴火による空気振動を観測するために世界各地に設置されている空振計はその“音”を捉えていた。また、日本の気象観測衛星ひまわり8号も隕石が残したとみられるオレンジ色の光跡を撮影していた(上のgifアニメ)。

参考動画:Meteor Hits Russia Feb 15, 2013 – Event Archive(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=dpmXyJrs7iU[リンク]


こちらは2013年2月15日にロシア・チェリャビンスク上空で大爆発を起こした隕石の映像。この時は直径20メートル、質量13000トンの隕石が上空23kmで爆発し、440キロトンのエネルギーを放出したと推定されている。爆発で生じた衝撃波によって広範囲で建物や窓ガラスが壊れ、1500人もの負傷者を出した。熱を感じた人もいたという。NASAをはじめとする研究機関は地球に衝突する恐れのある小惑星の観測態勢を強化しているが、それでもこの規模の隕石の接近を察知できなかった。人類が築いた文明なんて、ある日あっけなく終わるのかもしれないね。

画像とソース引用:NASA公式サイト及び『Twitter』より
https://www.nasa.gov/feature/jpl/nasa-instruments-image-fireball-over-bering-sea[リンク]

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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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