親友のために2年間バイトして電動車いすをプレゼントした高校生 「友達の笑顔はプライスレス」
アメリカの田舎町の高校生が、親友のために2年間もバイトをして貯めたお金で電動車いすをプレゼントした話が、文字通りの「全米が泣いた」話として注目されています。
アーカンソー州キャドヒルズ高校3年生のブランドン君はこれまでずっと、自分の手で車輪を回して移動する自走式の車いすを使って教室間を移動していました。ただ、自走式の車いすでの移動は彼にとってとても難儀なことでした。移動のたびにとても腕が疲れてしまい、休憩をとらなければ授業にも差し支えてしまいます。
そんなブランドン君の姿を見て、親友のタナー君はある決意をします。「彼に電動車いすを贈ろう」。タナー君は放課後、地元の自動車修理工場でアルバイトを始めました。そして、そこで丸2年間も働き続け、自分が使うお金も節約して貯めたお金で、ついに先月、授業中に電動車いすをサプライズプレゼントしたのでした。
前から欲しがっていた電動車いすを思いがけない形で受け取ったブランドン君はクラスメイトの前で嬉し涙を流して大喜び。親友の笑顔を見たタナー君は「彼は大切な友人だったので親切にしたいと思っただけです。当然、自分がやるべきだし、やりたいと思いました。彼の笑顔には100%、それだけの価値があったと思っています」と語りました。
実はタナー君は昨年の7月に父親を亡くしているのですが、そんな不幸に見舞われてもなお親友のために献身を示した彼には惜しみない賛辞が送られています。ネットではタナー君の進学資金を集めるクラウドファンディングが起ち上がるなど、無償の愛の輪が広がっています。
画像とソース引用:『Facebook』『thv11.com』及び『gofundme.com』より
https://www.facebook.com/caddohillssd/photos/a.1744866579175197/2215479598780557/?type=3&theater[リンク]
https://www.thv11.com/article/life/heartwarming/arkansas-teen-saves-up-money-to-buy-his-friend-an-electric-wheelchair/91-3523c1a4-b67a-499b-b5cb-f5ee929e3063[リンク]
https://www.gofundme.com/tanner-wilson?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=fb_dn_postdonate_r&fbclid=IwAR15LshdqEql49yDWuV_BwB3_-drIEBSS3Y6hv1Gl_2FpUWvGSHSPhvbKew[リンク]
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。