新1年生が検証!ちょっと短い『ippo!(イッポ)低学年用かきかたえんぴつ』が、子どもにピッタリな理由とは?
入学・進級に向け、そろそろ新しい文具を買い揃える頃。トンボ鉛筆の『ippo!(イッポ)低学年用かきかたえんぴつ』は、低学年の子どもが扱いやすい工夫がされているというが、具体的に他のえんぴつとどこが違うのか?春には新1年生になる子どもが、実際に使ってみた!
低学年の子どもに、通常のえんぴつは長すぎる!?
株式会社トンボ鉛筆の学童文具ブランド「ippo!(イッポ)」は今年、10周年を迎えてロゴとデザインをリニューアル。今回はそんな人気シリーズから、『低学年用かきかたえんぴつ』(鉛筆11本/赤鉛筆1本入り・税別600円)を試してみる。
『低学年用かきかたえんぴつ』の特徴は、えんぴつの長さが通常の90%程度であること。一般的なえんぴつ176mmに対して、本品は15mm短く作られているといい、長いえんぴつは子どもにとって「書きにくそう」「顔に当たりそう」といった声に応えて誕生した。
たしかに、お箸やカトラリーは大人と子どもでサイズが違うのに、えんぴつは同じというのは盲点。手のサイズに合ったえんぴつのほうが、子どもにとって扱いやすいのは当然で、いざ子どもに持たせてみてもコンパクトで扱いやすそうに見える。
硬度はBと2B。軸の形にはスタンダードな<六角軸>と、正しく持ちやすい<三角軸>があり、今回は2Bの<三角軸>を使ってみる。ちなみに三角軸でも通常の鉛筆削りを使うことができるので、心配しなくて大丈夫!
『低学年用かきかたえんぴつ』を使った子どもの感想は?
さっそく子どもに持たせてみると、持ち方に迷うことなく、すんなりと文字を書き始めた。使い心地について訊ねると「とにかく使いやすい」と、いかにも6歳児という反応が返ってきた。これでは困ると、より深く聞いてみたところ、「形が三角だから、どこを持てばいいかわかりやすい」のだそう。まるで見本のような回答に笑ってしまったが、きっとそれが息子の本音。
実際、ふだんはえんぴつで文字を書いていると、文章の途中で何度もえんぴつを握り直すしぐさをしていたのだが、『低学年用かきかたえんぴつ』<三角軸>は安定感があるのかそのまま集中して書き続けていた。
えんぴつの持ち方は、一度おかしなクセが付いてしまうと直すのは大変。まずは<三角軸>から使い始め、慣れたら<六角軸>に移行するのも良いかもしれない。
ちなみに我が家の長男(小学3年生)の話だが、1年生の頃から“新しいえんぴつがすぐに短くなっている”という事態が多発。やたらと頻繁にえんぴつを削っており、その理由について聞くと「短いほうがいいから」と言われた記憶があるのだが、「新品のえんぴつは長すぎる」と感じていたのだと、3年越しに納得するのだった。
長さのほかに、『低学年用かきかたえんぴつ』は万が一、肌に当たってしまったときのために角が丸くなっているなどの工夫も。
ノンキャラ指定でも安心!色鉛筆や赤えんぴつも
さらに『低学年用かきかたえんぴつ』には、小学生の筆箱には必須の「丸つけ用赤えんぴつ」も1本入っているため、別で購入する必要がないのも嬉しい。
赤えんぴつは朱と赤の中間色で、見やすさにこだわり丸付け専用に作られたもの。こちらは転がりにくく、鉛筆と同じように持てる六角軸となっている。ちなみに、「丸つけ用赤えんぴつ」のみでの販売もされている。
またイッポシリーズには「スライド缶入色鉛筆」もラインナップ。弱い力で開閉できるので、開けた瞬間に色鉛筆が散乱するのを防いでくれる。
フタをスライドすることで開閉が可能。
フタを重ねることができるので省スペースとなり机の上を広く使うことが出来る。
大きな名前欄が付いているので、名前つけの大変さも軽減!
イッポシリーズにはもちろん通常の長さの「かきかたえんぴつ」もあり、高学年の子どもにもおすすめだ。
最近は小学校でキャラクターデザインの文具を禁止しているところも多いが、イッポシリーズのえんぴつの柄は、木目を生かした一番人気の<ナチュラル>、無地カラーデザインの<プレーン>、トレンドを取り入れたおしゃれなパターン柄の<プリント>。ノンキャラクター指定校でも、安心して使うことができる。
入学・進級を機に、“子ども思いのえんぴつ”で新たな一歩を踏み出してみては?
通常の長さの「かきかたえんぴつ」の柄ラインナップ
公式サイトではえんぴつの他にも削り器や固形のりなど、イッポシリーズの全ラインナップが紹介されているので、是非チェックしてみよう!
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