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社会の課題を解決して変革を起こす人を応援する『10億円会議キャンペーン』がスタート “日本財団”っていったいなんだ?[PR]

▲日本財団 経営企画部 花岡氏
世界を救うアイデアを提案して、採用されたら総額10億円の資金を提供するテレビ番組『10億円会議 supported by 日本財団』がインターネットテレビ局 AbemaTVで1月から放送を開始し、さらに『Twitter』で『10億円会議キャンペーン』が展開されて話題を呼んでいます。まず“10億円”というスケールの大きさに驚かされますが、この巨額な資金を提供するのが公益財団法人の“日本財団”。日本財団とは、どんな組織なのでしょうか。取材に行ってお話を聞いてみました。

『10億円会議 supported by 日本財団』は、毎週火曜日の23時30分からAbemaTVで放送中。デーモン閣下をメインMCに進行し、毎回2人の参加者が世界を救うアイデアをプレゼンテーション。5人の審査員全員が合格と判定したら資金を獲得できる可能性を得るというルールが設けられています。

10億円会議 supported by 日本財団#1 | 【AbemaTV】国内最大の無料インターネットテレビ局
https://abema.tv/video/title/90-1221

日本財団は何をしている組織?

取材に対応いただいたのは、日本財団の担当、経営企画部の花岡隼人さん。まず花岡さんに日本財団が何をする組織なのか聞いてみたところ、財団が保有する資金を基に下記の支援事業に取り組んでいるとのこと。

1:海洋船舶支援事業
2:ハンセン病の撲滅やミャンマー和平など海外向けの支援事業
3:福祉、障害者就労、難病、スポーツ、教育、医療、子供の貧困、災害など国内向けの支援事業

まさに“世界を救う”ことを目的とした、社会課題の解決や弱者・貧困者の支援に取り組んでいる組織なのです。

日本財団の総資産額は、2018年度の収支予算書によると経常収益が532億円。

「日本財団の前身は日本船舶振興会で、公営競技であるボートレースの収益金を基に事業を行っているんです。ボートレース収益金の一部をいただいて支援事業に助成しており、資産を貯めこんだり、資産を運用して莫大な利益を上げたりしているわけではありません」(花岡さん)

『10億円会議』の発足は「いろいろな人に提案してもらうため」

そんな日本財団は、なぜ『10億円会議キャンペーン』を立ち上げたのでしょうか。

「我々は約60年間活動してきて、これまで社会福祉法人やNPO業界の人たちを中心に支援してきました。それでも社会課題がなかなか解決しない、そして少子高齢化で社会構造が変わってきたということを背景に、業界の型にはまった提案ではなく、いろいろな人に提案してもらう機会が持てないか考えました。そこで、皆さんに近い場でアイデアが出せる『Twitter』やインターネットテレビを活用することにしたのです」(花岡さん)

10億円という金額は、インパクトのある数字で企画を広く知ってもらうことから決まった金額なのだそう。10代や20代の若い人たちからアイデアを提案してもらうには、彼らが見ない地上波ではなく、インターネットテレビに可能性を感じているとのこと。

「歌舞伎町に相談所を」というユニークな提案

いろいろな人の提案が集まる場として始まった『10億円会議』。花岡さんに、これまで番組で印象に残っているプレゼンは何か聞いてみました。

「歌舞伎町のイメージをよくしたい、というスナックのママが印象に残っています」(花岡さん)

プレゼン内容は、歌舞伎町に支援の相談窓口を作りたいというものでした。

「運び屋をやらされたりして3年間、韓国の刑務所にいた方で、流れ着いたのが歌舞伎町だったそうです。人に言えない悩みを抱えていたり、自治体の相談窓口に行けなかったり、いろんな社会課題を持つ人が集まる場所が、実は歌舞伎町なんですね。このように、通常の我々の事業では見えてこない課題がたくさんあることを実感しました」(花岡さん)

残念ながらこのママさんの提案は採用に至らなかったそうですが、今後も様々な視点からユニークな提案が集まりそうです。読者の皆さんも世界を救うよいアイデアが浮かんだら、番組に応募してみては。まずは気軽に、ハッシュタグ「#にっぽんざいだん」をつけてツイートするという参加方法もありますよ。

『10億円会議』はじめました|日本財団(にっぽんざいだん)
https://nipponfoundation-billion.jp/

オリパラ支援やテクノロジーを使った社会課題の解決にも取り組む

▲日本財団ボランティアサポートセンター 事務局長 沢渡氏

▲日本財団パラリンピックサポートセンター 常務理事 小澤氏

日本財団はこの他、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた活動も展開中。日本財団ボランティアサポートセンターは、阪神・淡路大震災や東日本大震災での災害ボランティアや東京マラソンなどのスポーツボランティアをコーディネートした知見を活かして、東京オリンピック・パラリンピックの大会ボランティアと都市ボランティアの選考・育成を支援。日本財団パラリンピックサポートセンターは、東京の日本財団ビルの1フロアを28のパラリンピック競技団体に事務所スペースとして提供。パラスポーツ専用体育館“日本財団パラアリーナ”の建造や障害者とパラスポーツをマッチングするウェブサービス『マイパラ! Find My Parasport』の開発など、ハードとソフト両面でパラスポーツの振興を図っています。

昨年には障害者就労支援の一環として、重度障害者が自宅のベッドにいながらロボットの遠隔操作で接客ができるカフェ“分身ロボットカフェ DAWN ver.β”を試験運用して話題に。社会課題の解決にテクノロジーを活用することで、支援スキルを共有して事業を横に展開できることを期待しています。

重度障害者がロボットで接客する実験カフェ分身「ロボットカフェ DAWN ver.β」11月にOPEN!(YouTube)
https://youtu.be/vw5ZAh_bVTQ

AbemaTV『10億円会議 supported by 日本財団』や『Twitter』を活用する『10億円会議キャンペーン』のような活動や来年のオリンピック・パラリンピック、テクノロジーを活用した社会課題の解決など、今後その活動が読者の皆さんの目に触れる機会が多くなりそうな日本財団。この機会に、その活動への理解を深めてみてはいかがでしょうか。

日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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