【話題】常岡浩介氏の出国禁止に対して安田純平氏が危機感「自分は関係ないと思ってると後悔する事になる」

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治安の悪化が懸念されている中東のイエメンを取材する予定だったジャーナリストの常岡浩介氏(49歳)が、出国するため羽田空港に出向いて手続きをしたていたところ、「あなたの旅券(パスポート)は返納命令が出ています」との理由で出国できなかった出来事は、多くの人たちに衝撃を与えている。

・安田純平氏が出国禁止について言及
なかでも注目を集めているのは、シリアでアルカイダ系テロリスト集団「ヌスラ戦線」(現タハリールアルシャーム機構)に拘束され、3年以上も監禁生活を過ごしたのち救出された、日本人ジャーナリストの安田純平氏(44歳)だ。常岡浩介氏の出国禁止に対して安田純平氏は以下のように語っている。

・安田純平氏のTwitterコメント
「出国させたくない人間を自由に出国禁止にできるという話なので、記者以外にも今後好きなようにやるようになる。自分は記者じゃないしとか自分は関係ないとか思っているとそのうち後悔することになる」

出国させたくない人間を自由に出国禁止にできるという話なので、記者以外にも今後好きなようにやるようになる。自分は記者じゃないしとか自分は関係ないとか思っているとそのうち後悔することになる。

— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2019年2月4日

・飛行機の経由地となるオマーンで入国を拒否
常岡浩介氏は2019年1月にイエメン取材を試みた際、飛行機の経由地となるオマーンで入国を拒否されたことから、イエメンに渡航できず日本へ帰国した経緯がある。そのため常岡浩介氏は「渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者」という旅券法に触れるため、旅券の返却命令を出した。というのが、公的機関の言い分だと推測されている。

安田純平氏は、今回の出国禁止が誰にでも起こりうる流れになることを懸念しているのだと思われる。日本国民一人一人が違う思考を持って生活しており、その思考が政府の意向に反するものであった場合、特に理由がわからないまま出国禁止になることもあり得る。

・現地の惨状を世界に広めるという特殊な立ち位置
確かに常岡浩介氏は危険なイエメンに向かい、オマーンへの入国を拒否された事実がある。しかしながら、安田純平氏のように現地から無事に戻り、現地の惨状を世界に広めるという特殊な立ち位置の人たちもおり、出国禁止命令を出したり、0か1かの批判をするのは間違いとの声も出ている。

もっと詳しく読む: 常岡浩介氏の出国禁止に対して安田純平氏が危機感「自分は関係ないと思ってると後悔する事になる」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/02/05/exit-from-the-country-news/

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