体積比約7割減! エレコムが超薄型の無線LAN中継器を2月中旬発売へ

エレコムは2月5日、無線LAN中継器『WTC-1167US』シリーズを2月中旬に発売することを発表しました。従来製品と比べて体積を72%小型化し、厚さが約10mmと超薄型なのが特徴です。

USBで給電するため、USB充電器のほか、5V/1A以上の出力ができるモバイルバッテリーからも給電が可能。USBコネクターは前後180度に回転するので、家庭用コンセントやテーブルタップに干渉しないように設置ができます。

Wi-FiルーターのWPSボタンを押してから本体のWPSボタンを押すだけと、設定が簡単なのも特徴。本体はLEDランプを搭載。専用アプリを使わなくても受信状態を確認することができます。

ノイズに強く、5GHz帯・2.4GHz帯で独立した超高感度の内蔵アンテナ(2×2)を搭載。IEEE802.11 ac/n/a/g/b規格に準拠し、5GHz帯では最大867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbpsの高速通信に対応します。

このほか通信機能では、より快適に接続できる帯域を自動で選択する“バンドステアリング機能”、『iPhone XS/XR』など対応端末に集中して電波を送信する“ビームフォーミングZ”、対応端末で最大2台の同時通信と同時処理ができるMU-MIMOに対応。

自宅の無線LANルーターと接続して利用するほか、WiMAXルーターと接続して室内での接続状態を改善したり、コンパクトで持ち運びしやすいことから、帰省時に実家のWi-Fiルーターにつなぐ、展示会場で使用するなどの利用法を提案しています。価格は7690円(税別)です。

『WTC-1167US』シリーズ主な仕様
対応OS:Windows 10S/10/8.1/7(SP1以降)、macOS 10.14/10.13/10.12、Mac OS X 10.11/10.10/10.9/10.8、Android 4.4以降、iOS 10.0以降
セットアップツール対応OS:ブラウザーベースのためOS依存なし
無線規格:IEEE802.11ac/IEEE802.11n/IEEE802.11a/IEEE802.11b/IEEE802.11g準拠
無線伝送方式:IEEE802.11ac/MIMO-OFDM、IEEE802.11n/MIMO-OFDM、IEEE802.11g/OFDM、IEEE802.11b/DS-SS、IEEE802.11a/OFDM
無線伝送速度(理論値):IEEE802.11ac/最大867Mbps、IEEE802.11n/最大300Mbps、IEEE802.11g/最大54Mbps、IEEE802.11b/最大11Mbps、IEEE802.11a/最大54Mbps
周波数帯域:2.4GHz帯(2,400~2,484MHz)、5.2GHz帯[W52](5,150~5,250MHz)、5.3GHz帯[W53](5,250~5,350MHz)、5.6GHz帯[W56](5,470~5,725MHz)
チャンネル:2.4GHz帯1~13ch、
5GHz帯(W52/W53/W56) : 36/40/44/48/52/56/60/64/100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch
無線セキュリティ:WPA2-PSK(AES)/WPA-PSK(TKIP)/WEP(64bit/128bit)
その他無線機能:MACアドレスフィルター
設定方式:WPS対応
アクセス方式:インフラストラクチャー
アンテナ(本数):内蔵アンテナ 2本(2.4GHz/5GHz 共用)
対応プロトコル:TCP/IP(IPv4)
入力電圧:DC5V±5%
消費電力(最大):5W
電源コネクター:USB2.0 TypeA
外形寸法:約幅35.6×奥行10.1×高さ115.6mm(USBコネクタ収納時)
質量:約40g

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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