「“若手”が辞めていくのを、何とか止めなければ…」私にできることを、必死に考えたんです――NHKの女子アナから伝統工芸の職人に。根付職人・梶浦明日香の仕事論(3)

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「“若手”が辞めていくのを、何とか止めなければ…」私にできることを、必死に考えたんです――NHKの女子アナから伝統工芸の職人に。根付職人・梶浦明日香の仕事論(3)

NHKの女子アナから伝統工芸の職人に転職した梶浦明日香さんの仕事論、人生論に迫る連載企画。第3回はそもそも梶浦さんが根付職人になろうと決意した理由である後継者問題を解決するための活動について語っていただいた。

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プロフィール

梶浦明日香(かじうら・あすか)

1981年岐阜県生まれ。小学生の頃からアナウンサーに憧れ、立教大学在学中からフリーアナウンサーとして民放を中心に活動。大学卒業後、NHKに入局、アナウンサーとなる。2010年、「東海の技」の取材を通じて出会った伊勢根付の名人・中川忠峰氏に弟子入りし、根付職人に。次世代の若手職人の活動の幅を広げるべく、三重の若手職人のグループ「常若」や、東海の若手女性職人のグループ「凛九」を結成。リーダーとして各地で展示会やワークショップを開くなど、新たな担い手の育成にも力を注いでいる。

Facebook:https://www.facebook.com/asuka.netsuke/

ブログ:http://asukanetsuke.wixsite.com/netsuke

▲師匠の中川さんと

材料を取るのも命懸け

──これまでお話をうかがって、根付職人としてのやりがいや喜びはとても大きいことはわかったのですが、つらいことはありますか?

つらいことですか……ちょっと待って下さい。考えます。

──考えないといけないってことはないんでしょうね(笑)。

あえて言うと、山に材料となる木を取りに行くことでしょうか(笑)。普段座りっぱなしで運動をあまりしていない私が、師匠と一緒に山に入って、リュックを背負って2、3時間獣道を登って、根付によさそうな木を探してノコギリで切って、20キロ以上の木を背負って山を降りなければいけないんです。欲張ってたくさん切りすぎた時は、あまりにも過酷で次の日熱を出してしまいました(笑)。生えているところがちょっと足を滑らせたら死んじゃうような山もあって、材料を取るのも命懸けです(笑)。でも、元々山育ちなので山は大好き。山に行くぞと言われるとうれしくて仕方がないです。あと根付を彫る時に、彫刻刀で指を切ることはしょっちゅうあります。でも小さな切り傷ですし、もう慣れましたね。

──根付を作ることに関してつらいことは? 例えば思うように彫れないとか。

もちろん根付を彫ってる時に、この先どうやって彫っていけばいいんだと行き詰まることや、あんまりいい感じになってないな、どうしようかなと悩むことはありますよ。

──そういう時はどうするんですか?

私は作業をいったんストップして、しばらくその作品から離れます。それも半日とか1日の時もあれば、1ヶ月放置して、別の注文の根付を彫ったり、遊びに行っちゃうということもザラです。それができたからこれまで無理なく続けて来られたんだと思います。そうやってしばらく時間をおいてその根付に戻ると、思ってたより悪くないなって思ったり、こうすればいいかもと打開策が閃いたりするんですよ。行き詰まっている時って嫌な部分にしか目が行かないので。もちろん、やっぱり嫌だとなってボツにして最初からやり直すこともあります。

──根付職人になってこれまでで大きなスランプに陥ったことは?

あります。しかもかなり早い段階で。1年目か2年目の頃に思うように彫れなくてもう嫌! ってなって、刃物すら持たない時期がありました。でも1ヶ月くらい経った時、何となくまた根付を彫りたくなって、復帰できたんです。このことが今の自信に繋がってます。もしまた根付をやりたくなくなっても、1ヶ月くらい経ったらどうせやりたくなるから大丈夫だと思えるので。あの経験は大きいですね。

PRのため、あえて自分の経歴を利用

──そもそも梶浦さんが根付職人になった目的は、伝統工芸や職人の素晴らしさを社会にアピールして、伝統工芸に興味をもつ若者を増やすことで後継者問題を解決し、伝統工芸を未来に残すということですが、そのために取り組んでいる具体的な活動について教えてください。

根付職人になったばかりの頃は、当然、技術的にまだまだ未熟だったので、根付作品そのものやほかの伝統工芸など、大御所の職人の存在を社会に向けて発信するように仕掛けていこうと思っていて、私自身はもっと職人としてのキャリアを重ねて一人前になった時に表に出ようと思っていました。だから最初の頃は取材の話が来ても断っていたし、元アナウンサーという経歴も隠すつもりだったんです。でもやっぱり大御所の皆さんは表に出たがらないし、私もマスメディアで働いていた人間なので元アナウンサーという経歴は注目されやすいというのはわかっていました。それを売りにすることで職人に興味をもってもらえる人が増えるのならば、半人前だけどもっと前に出ていかなきゃなと決意したんです。

こんなふうに発信していくことの大切さを感じ始めたのが2012年頃で、SNSやブログなどを使って積極的に発信したり、テレビや新聞の取材は全部受けるようにしました。この時期は司会業などのフリーアナウンサーとしての仕事を全部辞めた頃でもあります。ブランディングを意識し始めたんですよね。最初は地元のローカル局や地元紙だけだったのですが、徐々に全国ネットや全国紙でも取り上げてもらえるようになり、知名度も上がってきたように感じています。最近うれしかったのが、NHKの「ほっとイブニング」という番組に出演した時、初めて私を紹介する肩書きから“元アナウンサー”が取れて、根付職人として紹介されたのです。初めて一人の根付職人として認められたと思えて、とてもうれしかったです。ただ一方で、古巣だからこそ“元アナウンサー”として紹介されなかったのはちょっと寂しい気がして複雑でした(笑)。

三重県内の若手職人のグループを結成

もう1つの伝統工芸の普及活動としては、2012年に結成した三重県内の若手職人のグループ「常若」(とこわか)があります。メンバーは伊勢根付、伊勢型紙、伊勢一刀彫、漆芸を受け継ぐ6人の職人です。デパートなどでそれぞれの作品を展示販売したり、ワークショップで実演販売したりしています。そもそもの結成のきっかけは、多くの取材を通じて知り合った職人さんから「あの伝統工芸に弟子入りした職人さん、辞めて実家に帰ったらしいよ」という話が時々入ってきていたこと。今は丁稚奉公のように師匠に食べさせてもらえるシステムではないので、若い職人も食べていけなければ断念せざるをえないんですよ。こういう若手を見るたびに何とかならなかったのかと悔しかったので、挫折する若い職人を1人でも減らすために私にやれることは何だろうとずっと考えていました。

具体的にどうすればいいか考えあぐねていた時、行政の人から「同じ地域の若手職人が辞めそうだから話を聞いてあげて」と頼まれたんです。多くの若手職人って常に師匠と一対一なので横のつながりがなく、悩みを抱えていても打ち明ける人がいなくて孤独なんです。でも突然、同じ職人であっても見ず知らずの人から「話を聞くよ」と言われても本音を話せるわけないじゃないですか。だったらまずは仲間を作って親睦を深めるために、当時三重県内で修行をしていた若手職人を集めて日帰り旅行に行こうという計画を立てたんです。でもその悩んでいた若手職人の意思は固く、最初のイベントである旅行に行く前にやっぱり辞めちゃったんです。ただ、すでに誘っていた他の若手職人は全員参加したいと言っていたので、旅行には行きました。これをきっかけにして、せっかく地域の若手職人が集まったのだから、今後も何かやろうよという話になって三重県内の若手職人6人で結成したのが「常若」なんです。当時の私たちって、1人では展示販売できるほどの力量はなかったのですが、みんなが集まれば1ブース持てるくらいの作品量にはなりました。結成して全国紙に取り上げられたら大阪のデパートから声がかかって、「常若」としてブースを出してみんなで作品を展示販売しました。

それを皮切りにいろいろな企業や団体からイベントに呼んでもらって、ものづくり体験コーナーや伝統工芸のワークショップの講師をやるようになったんです。その後も職人個人に来た話をグループでさせてもらえませんか? と提案し、こういう機会が増えていきました。常若のみんなで「いつか海外で活動できればいいね」なんて語り合っていたのですが、去年、ついに6年越しのその夢が叶ったんです。三重県がマレーシア、香港、ベトナムなどで主催する物産フェアの一環で、伝統工芸のワークショップをやってほしいという依頼でした。やってみたらどの国もすごくたくさんの人が集まって大盛況で、こんなに日本の伝統工芸が人気なんだなと驚きました。クライアントの三重県の職員さんからもすごくよかったと言ってもらえて、うれしかったです。こういう経験を通じて私達も少しずつ成長していけたし、若手職人の認知度も上がっていったので、グループを作る意義もあったのかなと思います。

▲ベトナム・ホーチミンのイオンタンフーセラドンにて、1週間ワークショップを行った常若のメンバー

東海三県の若手女性職人のグループのリーダーも

そして2017年の7月、新たにもう1つの団体「凜九(りんく)」を結成しました。東海三県の女性だけの若手職人のグループで、伊勢根付、有松鳴海絞、伊勢型紙、伊勢一刀彫、豊橋筆、漆芸、美濃手すき和紙、尾張七宝、伊賀くみひもの9人で構成されています。年齢は20代から40代。グループ名の「凜九」には、凛とした9人の女性職人同士でリンクして伝統工芸の新しい可能性を探り、伝統工芸以外の人や物とリンクして、さらに大きな可能性にチャレンジしていこうという思いが込められています。活動内容は基本的に常若と同じで展示会などでの展示販売やワークショップなどでの実演販売です。多分、凛九のような女性だけのさまざまな伝統工芸を受け継ぐ若手職人のグループは日本初だと思います。

──すでに若手職人のグループとしては常若があるのに、結成したきっかけは?

最初のきっかけは昨年の8月。たまたま今の凜九のメンバーである美濃手すき和紙と豊橋筆の職人と3人で座談会をする取材があって、その時に女性の若手職人はみんな、将来この道で生きていけるのだろうかと不安を抱えていて、何とかしなきゃと思っていることを知り「明日香ちゃん何かやってよ!」と言われたんです。これまで出会ってきた他の若手女性職人もそれぞれ悩みを抱えていて、改めてみんなすごく悩んでいるんだなと感じました。

それで私と面識のあった、一人で作品を製作販売できる実力のある、東海地域で活動する若手の女性職人に一人ひとり声をかけ、グループを作りました。常若のように男女混合でもよかったのですが、伝統工芸って高齢の男性メインの世界で、各伝統工芸の組合によってガチガチに固められているので新しいことにチャレンジするのは難しいんです。そこを変えていかないと伝統工芸の未来はなくて、風穴を開けられるとしたら異質な存在である若い女性しかいないと思ったんですよ。

それと、やっぱり若い女性職人って職人と対極にあるイメージで珍しいし、一般の人たちの注目も集めやすいので、マスメディアにより取り上げてもらえるだろうと。元マスコミにいた私にはその辺はよくわかるんです(笑)。こんなふうにPRとブランディングを戦略的に考えて、若手女性職人のグループとしたんです。この戦略は見事に的中しました。

▲凜九のメンバー

──でも最近は、ご自身の根付の仕事も3年待ちの状態で、プラス常若の活動で大忙しだったわけで、さらにもう1つリーダーとして団体を作って活動するとなるとかなりオーバーワークになるというのはわかりきっていたと思うのですが、迷いや葛藤はなかったのですか?

彼女たちから本当に困ってる、何かやらなきゃいけないという話をそれぞれ聞いていて、私自身も危機感をもっていたし、中にはちょうど切羽詰まっている時期で、凜九を立ち上げないとこの子辞めちゃうかも、みたいな人もいたんですよ。そんな時に何かしら前を向いて活動できれば人間ってちょっと変わるじゃないですか。だから、確かにこれ以上団体を作って忙しくなって本当に大丈夫かなとも思ったのですが、不安よりも使命感の方が勝ったという感じですね。とりあえず声をかけてみようと。そしたら何をするのかもわからないし、私以外はほとんどみんな面識がないにもかかわらず、声をかけた全員からグループに入りたいという返事が来て。結果的にメンバーに背中を押された形で10月1日、写真撮影とグループ名をみんなで考え「凛句」を結成したというわけです。

しかし、結成はしたものの、何をしたらいいのか動けずにいたところ、お世話になっているデザイナーさんに「それじゃいけない」と声をかけてもらい、春に展示会をすることが決まりました。しかし、展示会をするためには資金も必要だし、メンバーや、活動内容を伝えられるものがなければPRのしようがないので、グループのパンフレットやホームページも必要です。そのための資金集め、スポンサー探しから始めました。毎日のようにいろんな人を紹介していただき説明に行ったのですが、実績も私達を紹介するものも何もなかったので、なかなかスポンサーは集まらなくて。常若の活動もある、しかも自分の注文分の仕事もやらなきゃいけないという状況なので、この時は精神的にも肉体的にもかなりつらかったですね。でも、ここまで来たら何が何でもやるしかない、ここが正念場だと自分に言い聞かせてました。最終的にはFacebookで事情を説明し、協賛金をお願いしますと書き込んだら、繋がっているいろんな人が協力してくれて、最初の展示会をするには十分な資金が集まったんです。この時は本当にありがたかったですね。それだけでなく、展示させてもらった会場費もパンフレットの紙代も応援という形で助けていただき、また作品やメンバーの写真撮影もホームページ制作もカメラマンさんたちや制作会社さんのご厚意で無料でやっていただきました。何から何まで、びっくりするほどたくさんの方々に応援していただき、昨年の4月に凛九としての初の展示会「芽吹き展」が無事開催でき、私達を知ってもらうためのパンフレットも作ることができました。あのとき助けてくれた人への感謝の気持ちは今に至るまで忘れたことはありません。

▲凜九初の展示会「芽吹き展〜凛九と柳〜」の様子

──展示会はどうだったのですか?

地元紙やテレビ局に紹介してもらったおかげで、1週間でのべ1000人以上の方にお越しいただき、大盛況でした。ありがたいことにメンバーの作品もけっこう売れてよかったです。開催に漕ぎ着けるまでが大変だっただけに、感無量でしたね。2回目の展示会も昨年(2018年)の7月に、日本橋三越さんからお声がけいただいて開催しました。日本橋三越さんといえば日本を代表する老舗デパートなので最初からこんな大きなところでやって大丈夫なのかとドキドキしながらお引き受けしたことを覚えています。メンバーがそれぞれSNSで告知したらすごくたくさんの人が来てくれてとてもうれしかったです。

その後もたくさんの方に声を掛けていただいて、現在もいろいろな楽しい企画が進行中です。凛九も常若も本当にメンバーがすごく前向きなんですよ。みんなが自分事として今の状況に危機感をもって、自分自身が職人として生きていくために、そして伝統工芸の火を絶やさないために何かしなきゃという思いがすごく強い。私が両方ともリーダーなんですが、全然リーダーらしくないんです。こんなことをやりたい、やりますと言ってくれるメンバーが多いので、すごくいいなあと思っています。そのおかげでどんどん前に進んでいけるので。

ただ、伝統工芸の火を消さないために

──常若や凜九を立ち上げてよかったなと思うことは?

私たちがこの道で生きていくには作品を買ってもらわなければなりません。そのためにはまず私たちのような若手職人の存在を知ってもらうことが必要不可欠です。常若や凜九の活動で作品が以前より売れるようになったり、そこから広がったネットワークによって、それぞれの若手職人が活躍する道、生きていく道がどんどん広がっていることが実感できた時、ああ、立ち上げてよかったなと思います。何より、メンバーから常若や凜九をやってよかったと言ってもらえることがうれしいですね。

──梶浦さんとしては注文が3年待ちなので、常若や凜九のような活動をする意味はあまりないですよね。むしろ大変なことの方が多いのに、なぜ常若や凜九のような活動を継続するのですか?

繰り返しになりますが、そもそも私が伝統工芸の道に入ったきっかけは、伝統工芸の火を消してはいけない、そのために後継者を増やさなければと思ったから。その思いを絶対なくしてはダメだと思っているからこそ、常若や凜九のような活動をしているわけです。確かに私にとっては大変なことの方が多いですが、常若や凜九のような活動をすることによって、若手職人が少しでも生きていく可能性が増えていることが私自身の大きな喜びであり、やりがいでもあるんです。ただ、ここのところ常若や凛九の活動に割く時間が増えて、うまく対処しないと自分の作品を作る時間がどんどん減ってしまうので、今までのように何でもフットワーク軽く顔をだすのではなく、意識的に自分の時間を確保するようにしています

──今後、常若や凜九をどうしていきたいと思っていますか?

明確なビジョンはありませんが、それでいいと思っています。なぜなら私たちが想像できることは限られているからです。今までと同じことしかやらなかったら、消え去ってしまうのは目に見えているので、いただいたチャンスやメンバーの思いを尊重して、いかに実現できるかを考えて、未経験のことでもやれることは何でもどんどんチャレンジしていきたい。例えば、昨年末からYoutubeに「りんりんりんくラジオ」という凛九のチャンネルを作って、メンバー同士でそれぞれの伝統工芸のことや凛九の活動内容を発信し始めました。これまでの既成概念に囚われていると、「職人がネット動画なんて!」となるのですが、とにかくやれることをやりたいというメンバーの思いを尊重したいし、私はアナウンサー時代の経験からラジオの構成なども書けるのでやってみるかと。こんな感じで、今まで想像できなかった道へ突き進んで行きたいんです。

 

自らのPR活動に加え、若手職人のリーダーとしても奮闘し、着実に成果を出している梶浦さん。シリーズ最終回となる次回は、仕事観や人生観、今後の目標について語っていただきます。乞う、ご期待! 取材・文・撮影:山下久猛

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