主催者が異なる【ウッドストック・フェスティバル】50周年記念イベントが同時期に近隣で開催へ
1969年に開催された伝説の【ウッドストック・フェスティバル】から50周年となる今夏に、2つの記念イベントがそれぞれ約240km離れた別の場所で同時期に開催されることが明らかになった。
【ウッドストック・フェスティバル】の共同設立者で共同プロデューサーだったマイケル・ラングが2019年8月16日から18にかけての週末に“平和と音楽の3日間”という名目の50周年記念コンサートを、米ニューヨーク州のワトキンズ・グレン・インターナショナル・スピードウェイで開催すると1月9日に発表した。ラングは共同プロデューサーだったジョエル・ローゼンマンと故ジョン・ロバーツの遺族とともに、ウッドストックの商標と知的財産を共同で所有している。
ラングのイベントが“伝説的な1969年のフェスティバル唯一の公認記念式典”であると主張する一方で、【ウッドストック】が行われた跡地にあり、米国国家歴史登録財として登録されているベセル・ウッズ芸術センターも、トリビュート・イベントを開催すると先月発表している。【ベセル・ウッズ・ミュージック・アンド・カルチャー・フェスティバル】は敷地内に建設された15,000人規模の屋外劇場で行われる予定で、ライブ・ネイションがブッキングを担当している。
ラング自身がブッキングを担当しているワトキンズ・グレンのイベントは、3つのステージに60のバンドが登場し、現代のバンドによる演奏や特別にキュレーションされたパフォーマンスで【ウッドストック】を象徴する瞬間に敬意を表するとのことだ。キャンピング、高級グランピング、アート・インスタレーション、映画上映、そして最高級の料理と飲み物を楽しんでほしいとラングは語っている。イベントの出演者は2月に発表される。
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