苦境の時こその決断。次々と「余計なこと」をやめたら経営はどうなった? 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

苦境の時こその決断。次々と「余計なこと」をやめたら経営はどうなった? 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

みなさん、こんにちは! 鬼頭あゆみです。

インターネットラジオ「本が好きっ!」、第41回目のゲストとしてお越しいただいたのは『余計なことはやめなさい! ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方』(集英社刊)の著者である「ケンズカフェ東京」オーナーの氏家健治さんです。

「ケンズカフェ東京」のガトーショコラといえば有名ですよね。メディアでも日本一のガトーショコラとたびたび紹介され、スイーツ好きな女性のみならず男性の方も聞いたことがあるはず。

創業20年にして、「ケンズカフェ東京」はガトーショコラだけで年商3億円見込みと順調に成長していますが、もともとは、小さなイタリアンレストラン、赤字続き貧乏暇なしだったのだそうです。

■なかなかやめられない「余計なこと」、でもそれをやめていくと…?

そんな中、レストランで出していたガトーショコラが人気だったことに着目し、ガトーショコラだけを売る洋菓子の専門店にすることに。レストランの売り上げよりガトーショコラの売り上げの比率が伸びていく中で、氏家さんはまずランチの営業をやめ、続いてレストランの営業をやめ、最後に残っていた利益率の高い宴会も完全にやめます。これだけではありません。氏家さんはシェフもやめられています。

こうして余計なことをどんどんやめていく中で、売り上げは上がります。一体なぜ良い方向に進んだのか?

氏家さんが話してくださいました。苦境の時こそ、なにがなんでも現状維持と思ってしまうのですが逆転の発想でやるべきことの優先順位が見えてきたというのです。

余計なことをやめれば必ずどんな商売も上向きますと本書で書かれていますが、商売をやっていない私にも、この考え方はとても勉強になりました。ついつい、余計なことをやって本業が疎かになることが度々あったり…。実際、「余計なことをやめて」みたら、行動がスムーズになりました。

また、困り過ぎてなにをやめていいのかわからない場合は、「やりがいのあることをやる!そうすれば頑張れる」と氏家さんは語ります。

お店を立ち上げて20年、赤字も経験し、なんとか這い上がり、いろんなものを切り捨てながら、「ケンズカフェ」を日本一のガトーショコラのお店にした氏家さん。そんなビジネスを好転させる秘訣をラジオでもお聞きしています。是非、チェックしてみてくださいね。

【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

ブックナビゲーター・鬼頭あゆみによる書評ラジオ。毎回、話題の本の著者が登場して、本について掘り下げるインタビューを届ける。

オーディオブック配信サービス・audiobook.jpにて無料配信中。

【関連記事】

元記事はこちら

【書評ラジオ】勝負の場面で自然体でいられるための心構えとは?

本音は「労働時間削減」より「給与アップ」 働く人が幸せになるための「働き方改革」とは

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 苦境の時こその決断。次々と「余計なこと」をやめたら経営はどうなった? 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

新刊JP

ウェブサイト: http://www.sinkan.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。