ジョブズも影響を受けた“禅的思考”とは?

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ジョブズも影響を受けた“禅的思考”とは?

 アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、仕事だけではなく、生き方、物の見方においても「日本の禅の考え方」に強い影響を受けていたという。そんなジョブズも影響を受けた「禅」の考え方とはいったいどういうものなのか? どのように自分の生活に活かしていけるのだろうか?

 『頭が冴える禅的思考』(枡野俊明/著、ソフトバンククリエイティブ/刊)では、働き盛りの人たちが、日々抱えやすい問題に答えるというQ&A形式で、禅的思考のエッセンスを紹介していく。

 「自分の価値が見出せません」という悩みにも、禅的思考で答えるとどうなるのか。
 仏教の世界では、命というのは仏様からの預かりものとされている。仏様があなたに命を与える。その命を大切に生き切って、やがては仏様にお返しをする。それが生きることだと考えられている。自分とは一体何者なのか? 自分の存在意義は何なのか? 誰もが考えたことのある疑問だろう。自分に価値が見出せないという人は、「仏様からお借りしている命」と思ってみることで、もっと自分の身体を大事にするはずだ。
 また、「マンネリの毎日に嫌気がさしています」という悩みにも、禅的思考で答える。「お陰さま」という言葉がある。この「お陰」というのはご先祖様のように、これまで出会ったこともない人々のことをさす。会ったこともないたくさんのご先祖様が、目に見えない陰のような形で自分を守ってくれているというのだ。
 こうして生きて毎日仕事をしていられるのも、すべてご先祖様のお陰という思いをもつことが大事だという。

 本書から読む禅的思考は、頑張って悩みを解決するというよりは、心を落ち着かせる要素が強い。忙しい仕事、同じことが繰り返される日々の日常・・・疲れることも多い世の中だ。行き詰ったときは、禅的思考を試してみるのもいいのかも知れない。
(新刊JP編集部)



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