【Interview】日本国内初の卓球ニュースアプリ「Rallys」、その狙いと今後の展望に迫る

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スポーツをするのが好きな人、スポーツを観るのが好きな人。さまざまなスポーツのファンがいるが、その中でも“卓球”が今熱いようだ。

温泉宿に併設されていて気軽に楽しめるイメージがもあるが、日本国内の若手選手の成長も著しく、14歳で全日本選手権を史上最年少で優勝した張本智和氏、石川佳純氏らをはじめとする女子勢の活躍もめざましい。

・国内初の卓球専門メディア「Rallys」がリリース

そんな中、日本国内初の卓球専門メディア「Rallys(ラリーズ)」の提供が開始された。「Rallys」を運営する株式会社ピンポンの取締役COO・中川正博氏にお話を伺った。

Q1.「卓球専門メディアRallys(ラリーズ)」 とは、どのようなサービスですか?

「Rallys」は、卓球大会の報道やトップ選手のインタビューを始めとし、卓球に関するコンテンツを幅広く配信している卓球専門のWebメディアです。2017年7月のローンチ以来、卓球コアファンはもちろん、卓球未経験者のライト層まで幅広い読者にコンテンツを楽しんでいただいております。特にインタビュー企画には力を入れており、現役の選手に留まらず、卓球部出身経営者のストーリーを配信するなど、様々な角度から卓球を取り上げています。

Q2.「Rallys」は、どのようにしてアイデアが着想され、開発が進められたのでしょうか。

「Rallys」ローンチ以前は、卓球に関する情報は紙媒体の専門雑誌で入手するのが一般的でした。しかし、専門雑誌を手にとるのは卓球コア層(選手としてプレー経験ありの層)がほとんどです。

卓球の普及をミッションにしている当社としては、卓球関連コンテンツを未経験者に届けるためにもWebメディアの開発は必須でした。世界中で日々飛び交う無数の卓球のラリーたち“Rallys”が持つ可能性を誰よりも信じ、最大限に引き出し、そして発信し続けています。

・世界で約8億人のファンがいる卓球というスポーツ

Q3.“卓球”に注目した理由をお聞かせください。

卓球は世界で約8億人のファンがいると言われています。国内でも1000万人近くの人が卓球をレジャーとして楽しんでおり、触れ合う機会が多いスポーツであるということから事業化に踏み切りました。加えて、日本選手の競技レベルが高いことも魅力です。リオ五輪でメダルを獲得したアスリートがほとんど現役で活躍しているうえ、若手選手の成長も著しいことから、2020年の東京での活躍も期待されます。

そのため、国内の卓球コアファンのみならず世界中の人々から日本の卓球が注目を浴びると予想しています。

Q4.今後の展開、展望があれば教えてください。

2017年7月にローンチした「Rallys」も順調にユーザー数が増え、2018年11月にアプリ版のリリースもしました。メディアとしては卓球コアファンの認知度も向上してきたので、次なる展開として、卓球未経験者のライト層へのさらなる拡大に取り組みます。

その他にも「卓球×〇〇」として、カフェやイベント、エンタメ、キャリアなど様々な領域で卓球の可能性を模索してきました。これからも、卓球をより身近に、よりかっこよくアップデートするための事業を展開します。

リオ五輪でも選手が活躍し、注目度の高かった卓球競技。今後の新着情報をキャッチするために、「Rallys」のようなサービスが役立ってくれそうだ。(取材・文/鈴木 京)

Rallys(ラリーズ)
Web版:https://rallys.online/
iOS版:https://itunes.apple.com/us/app/itunes-u/id1439210213
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pingponginc.rallys

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