[白菜キムチの作り方]丸ごと白菜で作る、自家製キムチレシピ
秋から冬にかけて旬を迎える白菜。丸ごとの白菜を手に入れたときに、おすすめしたいのが自家製キムチです。そのまま食べても、料理にも使えるキムチの作り方を紹介します。
常備しておきたい!自家製キムチのレシピ
ピリッとした辛さがクセになるキムチのレシピ。砂糖の発酵促進作用を生かして、短期間で作れます。
●白菜キムチ
材料(4人分)
白菜:1株
塩:白菜の重量の2.5%
小ネギ:50g
ニラ:50g
にんじん:40g
大根:200g
[A]
タマネギ:50g
ニンニク:50g
ショウガ:30g
りんご:200g
[B]
ナンプラー:大さじ2
えびの塩辛(いかの塩辛でも可):80g
粉唐辛子(中挽き):80g
砂糖:大さじ2
作り方
1. 白菜は根元に切り込みを入れ、手で四つ割に。サッと洗ってから大きめの容器(冷蔵庫に入るサイズのもの。事前に消毒しておく)に入れ、塩を振り、ラップなどで覆って冷蔵庫で一晩おく。
2. 小ネギとニラは、長さ3cmに切る。にんじんと大根は皮をむいて長さ3cmの千切りにする。
3. Aのタマネギ、ニンニク、ショウガは皮をむいてすりおろす。りんごは皮をむいて芯を取り、加える直前にすりおろす。
4. ボウルに3とBを入れ、2を加えてよく混ぜ合わせる。
唐辛子を使っているため、混ぜるときなど作業をする際にはビニール手袋をする。
5. 水気を切った1の白菜の、葉と葉の間に4を少しずつ挟み、外側の葉でくるむようにして形を整える。
6. 5を丸ごと入る大きさの容器(冷蔵庫に入るサイズのもの。事前に消毒しておく)に隙間なく詰め、その上にラップをしき、皿で落し蓋をする。さらに容器の口をラップで密封した後、冷蔵庫に5~7日間入れてなじませたら完成。
漬ける容器がない場合は、食品用保存袋でも可。空気が入らないように密閉してください。完成後も、冷蔵庫で保存してください。
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●キムチには整腸作用の高い乳酸菌が含まれる
キムチの発酵には、乳酸菌が関わっています。乳酸菌には、腸内で悪玉菌の繁殖を抑えて、腸内環境を整える効果があります。中でもキムチには胃酸耐性が高い植物由来の乳酸菌が含まれます。これは、生きて腸内に到達し、調子を整えます。
丸ごとの白菜を手に入れたときや、一度で使い切れないときは、ぜひ自家製キムチを作ってみてください。完成したキムチは、色々な時短料理にも使えて重宝します。
[白菜]幅広い料理に合う白菜の栄養価と、保存方法
白菜は、野菜の中でもカロリーが低く、いろいろな食材との相性もよい淡色野菜。霜にあたるとおいしさが増すと言われていて、旬は冬です。鍋料理は煮込むのでかさが減ってたくさん食べられますし、栄養の吸収率もよくなるので特におすすめです。
最終更新:2018.12.12
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
『e-ヘルスネット』厚生労働省(乳酸菌の働き)
『植物性乳酸菌世界とその秘める可能性』東京農業大学岡田早苗氏(キムチに含まれる植物性乳酸菌)
『植物由来胃酸耐性乳酸菌Lactobacillus plantarum FSCM2-12の胃酸耐性と莢膜形成との関係性』平岡吏佳子氏、宇田勲氏、仲野翔太氏、霜村典宏氏、會見忠則氏(植物性乳酸菌の胃酸耐性)
独立行政法人農畜産業振興機構
(砂糖の発酵促進作用)
(白菜キムチ)
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