この道はいつかきた道〜♪「観終わった後思わず口ずさんでしまう」 多くの人の心を掴む音楽映画3選

平素大変お世話になっております。童謡の誕生から100年、稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生と、秀才音楽家・山田耕筰との友情を描いた映画『この道』が、2019年1月11日(金)より公開となります。

トンデモナイ甘ったれで女たらしでありながら、どこか憎めない北原白秋を演じるのは今や日本映画界に欠かせない存在となっている大森南朋さん。そして、日本初のオーケストラを創設し西洋音楽の普及に貢献した作曲家・山田耕筰役に、マーティン・スコセッシ監督『沈黙―サイレンス―』でハリウッドデビューも果たしたAKIRAさんが熱演。「この道」、「からたちの花」、「ペチカ」、「赤い鳥小鳥」…誰もが口ずさむことができる童謡の数々。それまで、ドイツ民謡に日本語の歌詞を乗せた童謡しかなかった時代に、日本人による日本人のための新しい「歌」を誕生させた二人の天才を、佐々部清監督が丹念に描きます。

映画のタイトルにもなっている「この道」は大森さん演じる北原白秋が作詞を、AKIRAさん演じる山田耕筰が作曲を務め、今でも多くの人に歌われている童謡。本作ではATSUSHIさんがカバーした「この道」も本作の主題歌としてエンドロールに優しく流れます。先日行われた本作の完成披露試写会でも観客と共に「この道」をAKIRAさん指揮のもと観客と合唱。

SNSでも「『この道』は皆1度は耳にした事あるだろうし、自然と口ずさむ。詩がメロディって素敵」、「映画ほんとうに良かった。『この道』を口ずさみながら帰った」と、誰もが自身の懐かしい思い出に浸ることができると絶賛の声が。多くの人が一度は歌ったことのある「この道」は、最近ではCMソングとしても使われ、また新たに多くの人の耳に触れています。この「見終わった後思わず口ずさみ、歌いたくなる」という鑑賞後感は昨今ヒットした『グレイテスト・ショーマン』、『ボヘミアン・ラプソディ』と共通点があるといるのではないでしょうか。

■『グレイテスト・ショーマン』(2018年2月公開)
19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれる。監督はマイケル・グレイシー。ミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンらが共演。『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当している。

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

■『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年11月公開)
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。
クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

■『この道』(2019年1月11日(金)公開)
泣いて笑って こころ揺さぶられる 北原白秋と山田耕筰、魂の出会い。――今、二人が生きていたら どんな歌がうまれるだろう?――“童謡”の誕生から100年、天才詩人・北原白秋(大森南朋)の波乱に満ちた半生を、秀才音楽家・山田耕筰(AKIRA)との友情とともに描き出す。

(C)映画「この道」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

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