ボブ・ディラン、ウィスキーとサーカス曲芸を無言で楽しむシュールな映像が公開
現地時間2018年11月22日、ボブ・ディランが『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演した際のシュールで貴重なコント映像が公開された。
この日、自身が共同開発したウィスキー“ヘヴンズ・ドア”の宣伝のために、同番組に出演したディラン。フランス人作曲家、故エリック・サティによる「ジムノペディ」の第一番「ゆっくりと苦しみをもって」 (Lent et douloureux)が流れる中、一人でサーカスの客席に座る番組司会のジミー・ファロンのもとに、“ヘヴンズ・ドア”ウィスキーと2つのグラスを持ったディランが登場。
すると彼は、ジミーと自分のためにウィスキーを注ぎ、乾杯すると、ウィスキーを嗜みながら“ビッグ・アップル・サーカス”の団員たちによる、空中曲芸を無言で楽しんだ。演目が終了し、スタンディング・オベーションをするジミーは、隣に座っていたディランがいつの間にか消えていることに気づく。
そこでジミーは「ボブ?ボブはどこ?」と問うが、ディランの姿は見当たらない。女性サーカス団長による「誰もいないわ。元々誰もいなかったわ」という返答に、ジミーは狐につままれたような表情を浮かべるが、カメラがウィスキーにズームインすると、そこにはディランの飲みかけのグラスを含む2つのグラスが並んでいるというシュールな内容の映像になっている。
◎Jimmy Takes Bob Dylan to the Circus
https://youtu.be/f0hxHE_UK6Q
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