[ネタバレ有] 好奇心がコンプライアンスに勝つ番組『今田×東野のカリギュラ』シーズン2“最終回”の収録現場に行ってきた!

連れてこられたのは関東某所の採石場

2018年10月某日。都内からマイクロバスに乗って筆者は関東のとある場所に運ばれてきました。

周囲は山しか見えない荒涼とした風景が広がるばかり。場所によってはケータイの電波も危ういこの場所で、いったい何が行われるのでしょうか……。

着いたのは採石場。ひんやりとした晩秋の空気。崖の下には湖が広がっています。足場の悪い周囲を番組の制作スタッフが慌ただしく駆け回っていました。

そこの崖、近づいたら死ぬからね!

危険地帯にはロープが張られる現場でそんな注意を受けながら、切り立った場所のテントに歩みを進めると、『カリギュラ』で見慣れたあのソファが置いてありました。

「今日はよろしくお願いしますー!」

張りのある声とともに、今田さん、東野さんが登場。今日の収録は『今田・東野 世界へ飛ぶ ~The phoenix to the world~』なのです。

パート2では『人間火の鳥コンテスト2018』と題し、火に包まれたまま滑空をし、その美しさと飛距離を競う企画が行われました。
※『カリギュラ』シーズン2パート1 エピソード2話にて配信

シーズン2最終話となる今回、「バラエティの火を絶やさぬよう、タレントや芸人自らが火だるまとなり飛ぶ」というこの企画に、MCである今田×東野が参加

さらにこの収録では炎に包まれた車を今田さんが運転し、車のボンネットから火だるまの東野さんが滑空するというあまりにも体を張りすぎる内容が予定されています。無事に収録は済むのでしょうか……。

お二人の濃すぎるインタビューの様子は、別記事にノーカットでまとまっています

[ネタバレ有] 『ごっつ』世代必見!今田×東野が語った『カリギュラ』最終回に“体を張る”理由
https://getnews.jp/archives/2095524 [リンク]

OP収録、入念なリハーサル

インタビューを終えるや、二人はすぐに収録開始。オープニングシーンの撮影です。
アンディこと安東弘樹アナウンサーにより、今回の企画主旨が説明されます。

そしてケンドーコバヤシさんや、いとうまい子さん、後藤祐樹さんなど「カリギュラファミリー」達からのメッセージVTRを見ながら今田さん、東野さんともに爆笑。

安東アナが「Amazonプライムに入っていない」ことを二人から責められつつも、ここから具体的な“火の鳥の飛行”について説明。

安東アナ「今田さんが考案した方法で、東野さんが火の鳥になります」
東野さん「俺が火の鳥になりたいとは言ったけど、今田さんが考案したというのは聞いていないです」
今田さん「ひがしのり飛ばすなら、もっと迫力いれなければ、ということでクルマ自体にも火をつけようかなと」

今回は車ふくめ、“炎の塊”が湖に向かって走っていくようです。すると東野さん「ちょ、ちょっとまって。もう、『君の名は。』やん!」(一同爆笑)

東野さんは燃えさかる隕石から生まれる火の鳥となれるのか。和やかな雰囲気でオープニングの収録は終了しました。

ここから次のシーンの撮影、そしてリハーサルとなります。

いざ車と対面

次のシーン撮影にかけては、今田さんが運転する予定の車、そして東野さんの“衣装”を確認。ウィングの付いた車の上で「飛ぶ」イメージを東野さんが確かめます。

東野さん「こうでしょ、こう飛んで、そして渋谷の交差点行って『ハロウィン盛り上がってるかーい?』って(笑)」
※収録は10月31日に行われました

引火させ運転し、車を止め、飛ぶ、車から脱出する、という手順を何度も確かめます。

今田さん「で、脱出してサニー千葉さんばりに転がって脱出する、と」

上空では番組でもおなじみのドローンがテスト飛行を行い、「H2O」と大きく書かれた放水車も待機しています。

火だるまで登場

収録中「なんかガソリン臭い現場だなぁ」と思ってはいたのです。爆破するのだからまあ当たり前かと思っていると、突然、火だるまの男が二人登場

叫ぶ出演者たち。

火はすぐに消され、煙の中から出てきたのは、とろサーモン久保田さんと平成ノブシコブシ吉村さん

「これつけたままタバコ吸おうな、とか言ってたけどとてもとても!!」あまりの熱さに二人とも動転気味。

今田さん東野さんともに、間近で見た最初の炎に驚きを隠せません。次は自分たちがこれに包まれるのか、と。

「前回、灯油だけでやったんですが今回はガソリンも混ぜました! と嬉々としているスタッフに言われて!」
「一瞬で燃え上がりますよ! 一瞬です!」

身をもって体験した二人の言葉がリアルすぎです。そして、パネルを交えた次のコーナーに移ります。

「今のテレビに出ている二人はこんなんじゃなかった! 生ぬるすぎる! このままではバラエティやテレビはダメになる!」

“街ぶら”や“クイズ番組”、“健康番組”、“番宣番組”など今田さん、東野さんが最近登場しがちな番組を紹介しながら「燃やしちまえ!」と叫ぶ久保田さん吉村さん。「いやいやいや、大事やねんて!」

「こっちは○○○に○○○入れながらやってんのや」
「街ぶらやったら○○の○○○切ってそれ持って食べながらリポートせえ(笑)」
「できるか!!」

「今田耕司はもうクイズ番組は出ません! 聞いてんのか! ○○テレビ!」
「営業妨害や!(笑)」

これ本当に配信されるのかな……というようなギリギリの発言も数多くありました。
現場スタッフの爆笑も交えたそんなやりとりを繰り返しながらも、刻々と“本番”が近づきます。

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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