『カメラを止めるな!』原案舞台のDVDが発売中止に 原権利者が申し入れ

映画『カメラを止めるな!』の原案となった舞台『GHOST IN THE BOX!!』のDVDが、急きょ発売中止となった。2018年12月5日にリリースを予定していた。

販売元のアルバトロスによると、「原権利者(和田亮一氏)より発売中止の申し入れがございました。それにともない、販売元の弊社に発売元(cine-c株式会社)より発売中止の申し入れがありました」と、発売中止の経緯を説明している。

『GHOST IN THE BOX!!』は2014年に解散した劇団PEACEによるシチュエーションホラーコメディ。ある山奥の廃墟に、自主映画の撮影のために訪れた大学生たち。かつて人体実験が行われていたと噂されるその場所で、次第に彼らは“自分たち以外の何か”を感じはじめ……。

同作を原案に上田慎一郎監督が手掛けた『カメラを止めるな!』は、制作費わずか300万円ながら、観客動員数200万人突破、330館28億円の大ヒットを記録(2018年10月時点)。エンドロールには原案として劇団名・舞台名、和田氏の名前がクレジットされているが、和田氏は舞台が「原作」であると主張して配給会社側と対立していた。

なお、『カメラを止めるな!』は12月5日にBlu-ray&DVDのリリースを予定している。

※トップ画像は『カメラを止めるな!』場面写真
(C)ENBUゼミナール

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 『カメラを止めるな!』原案舞台のDVDが発売中止に 原権利者が申し入れ
よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。