からだがだるい? 寝起きが悪い? ハーブティー親善大使・しばたみかさんに聞くハーブ愛と効能! 先着1000名様に購入者プレゼント

ハーブティーといえばミントティー、ぐらいしか思いつかないでしょうか。ところが、「ハーブティー親善大使」のしばたみかさんによると、ハーブを組み合わせたブレンドの方法によっては、数百でも、数千でも、「無限に」レシピを作れるそうです。

つまり、飲み方、楽しみ方、あるいは効能も含めてハーブの魅力も無限大ということ。

そんな、美味しくて、体と心にも効くというハーブティーの魅力が、100種類ものオリジナルのレシピとともに紹介された本『お悩み別 こころとからだを癒すレシピ ハーブティーブレンド100』(山と溪谷社)をこのたび出版したばかりのしばたみかさんに、何がそこまでハーブティーに夢中にさせるのか? 「ハーブティー愛」を熱く語っていただきました。

きっかけは夫のうつ病だった

元々、わたしは紅茶教室を自宅サロンで開いていたのですが、夫が体調を崩して会社を休みがちになったのです。私たちはすごく仲が良くて、結婚11年目なんですが、今でも「新婚さんですか」と言われることもあります。

そんな大好きな夫の力になりたくて、いろんな病院を訪ねたり、さまざまな代替療法も試したのですが、これといったものには巡り合えませんでした。

夫は会社に行く代わりにある病院の研究機関に通ったりして、職場での理解もあったのですが、うつは一向に良くならなくて、おまけに薬は副作用がきついので、そのうちに止めてしまったんですね。

それでも色々研究しているうちに、ハーブティーと出会いました。最初はメディカルハーブを私が習って、主人に出してみたんです。

「一緒にハーブティーを飲もうか」

それに答えて夫が「うん」、 と言ってくれて、一緒に飲んだんですね。

そのとき夫がどう思ったかわかりませんが、私もその当時、そうとうまいっていたので、ハーブティーの香りや、飲んだ時の温かい感じがとてもよくて「これだ!」と思いました。

それからハーブティーを二人で飲む時間を大切にしたんですね。ハーブティーだけではなくて、ハーブを使ったティンクチャー(アルコールで成分を抽出したもの)を飲むようにもなったのですが、悪かった肝臓の数値が良くなったり、会社にも通えるようになったりして、二人とも効果を実感できました。これが私がハーブティーの魅力に目覚めた、最初のきっかけです。

最初に習ったハーブティーを飲んだときはまずかった……

ハーブは「薬効成分のある野草」のこと。中世から続く長い歴史がありますが、近年、その効果や効能は実証されていて、イタリアやドイツ、フランスでは今でも薬局でハーブを求めることができます。そのような歴史的な背景があり、様々なエビデンス(医学的な証拠)もあるのですが、一方で味や香りについてはあまり大切にはされてこなかったようです。

そのせいか、私が最初に習ったメディカルハーブを一口飲んだ瞬間、「まずっ!」と正直思いました。

私はハーブの魅力を五感で味わいたいと思っていて、美味しさはもちろん、色や香りについてもこだわっています。それで、様々なオリジナルのブレンドレシピを開発しています。

▼ハーブティーでも、こんな楽しみ方もできます!

こうやって次々とオリジナルレシピが誕生した

私は元々紅茶の世界にいたことから、アレンジが得意で、調子に乗ってハーブティーでもアレンジティーを試してみたのです。得意がっていたらびっくりされて、ハーブティーブレンドマイスター協会の発起人として引っ張られました(今は理事を務めています)。

紅茶はティーブレンダーが最高の味になるよう調合済みなので、どれも美味しいのですが、ハーブを習ったようにブレンドしても、美味しいとは感じませんでした。

それで自分のオリジナルレシピを開発したわけですが、「美味しいハーブティー」は革命的でした。今ではレシピを見れば味が分かりますし、相手の要望に合わせてその場でレシピを作ることもできます。

皆さんのお悩みにきちんと耳を傾けて、体質や性格や傾向などもお聞きしながら、お好みのブレンドハーブティーを淹れます。一杯目を飲んでいただいた時の「ほっ」とした表情が、私にとって今一番の喜びです。

なぜ今ハーブティーか?

元々中国で生まれたお茶がイギリスの文化になじみ、 アフタヌーンティーセレモニーを産み出し、それがまた東洋に帰ってきて、都内のホテルは今どこもアフタヌーンティー流行りですよね。

今度は逆に、西洋で生まれたハーブが「体にいいから」という医療目的のもと、東洋に来ています。あまり薬を飲みたくないとか、副作用が気になるとか、薬を飲んでも治らないとか、様々な理由で代替療法としても選ばれている現状があると思います。

昔から日本で使われていた薬草が、今使われなくなっています。私はハーブティーを見直して、日本人のセンスで「文化レベル」のものに昇華したいと思っています。そしてそれを、今度はまたヨーロッパに戻したいのです。

今の日本はスピード重視で、結果が最優先です。現代人が感じているストレスに対して、今癒してあげないと、今後すごく大きく変わっていく世の中に、自然からのアプローチがないと到底無理だろうと予測しています。

世界で一番、繊細な舌を持っているといわれる日本人は、美味しさに敏感で、元々「出汁」文化があり、旨味成分である「グルタミン酸」も発見しました。香りを嗅ぎ分けたり、風味が変わることにも繊細さがあります。 だから、日本オリジナルのハーブティーを発展させて、日本から世界に広めていきたいと準備しています。

この本が誕生したきっかけ

この本が誕生するまでに、実はたくさんのドラマがありました。実はほんの1、2年前まで、紅茶教室やサロン運営について教えていて、ハーブティーを広めようという気はあまりなかったのです。

ところがある作家の勉強会で 色々質問されたり、自分でも深く考えることがあって、「大好きなハーブティーで行こう」と決心するきっかけをつかみました。

その後、その作家の方が主催するパーティーに出席した際、お知り合いになった方から、 どんなスケジュールで本を出版するかについてアドバイスをいただきました。

それは、本を出版した記念のイベントを企画したり、応援していただく仲間を作ったり、出版社さんと一緒に書店にあいさつ回りをしたり、書店でイベントをやったりといった内容だったのですが、実は先日、仲間に応援していただいて出版記念のパーティーを開催したばかりです。

たくさんの人に応援していただいて誕生したこの本が、たくさんの人をハーブティーで応援する。そんなことのために、この本を役立てていけたらと心から願っています。

こんな人に読んでほしい

例えば仕事のミスで上司に注意されて凹んだ時、会社に行きたくないって思いませんか?

ゲームにはまりすぎて、目がすごく痛くなったりしていませんか?

飲み会続きで肝臓が心配だったり、健康診断が気になったりしていませんか?

その他にも、コミュ障だったり、今ひとつやる気がないときもあるでしょう。

そんな時、ぴったりおすすめのハーブティーがあるのです。詳しくはぜひ、こちらの本を手に取ってごらんください。

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『お悩み別 こころとからだを癒すレシピ ハーブティーブレンド100』

(山と溪谷社)

著者:しばたみか
定価:本体1,400円+税

PROFILE しばたみか
ティーデザイナー。一般社団法人ハーブティーブレンドマイスター協会理事。長年インテリアの仕事に携わったのち、2011年に教室を立ち上げ、2015年には一般社団法人ハーブティーブレンドマイスター協会を共同設立。

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(執筆者: 「山と溪谷社」の中の人) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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