トラックに踏まれても大丈夫!トランシーバー機能搭載のタフネススマホ「Ulefone Armor 3T」

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スマートフォンは持ち運びを前提にした製品である。そしてそこが、必ずしも清潔で安全な室内とは限らない。泥まみれの工事現場にスマホを持っていく場合もあるだろう。

「Ulefone Armor 3T(以下Armor 3T)」は、アウトドアや工事現場での使用を想定した新型スマホ。徹底的にタフネスさを追求した製品でもある。まさに「化け物じみている」という表現が適切なほどの耐久度を誇っている。

・車に轢かれても問題なし

Armor 3TはIP68及びIP69K保護規格、そしてアメリカ国防総省規格であるMIL-STD-810Gも取得している。それがどのくらいのものかというと、まずArmor 3Tを持ったダイバーが水深12mまで潜って写真撮影をする。また、アスファルトの上にArmor 3Tを置いてそこへ自動車を走らせる。Armor 3Tはタイヤの下敷きになるも、故障している様子がまるで見受けられない。

さらに、摂氏80度からマイナス40度の環境下にも耐えられる。いささか現実離れしているような数字だが、そのタフネスさはよく伝わる。泥まみれになったら、そのまま水洗いすればいい。

5.7インチのディスプレイを持ち、背面カメラはソニー製2100万画素。バッテリー容量はなんと1万300mAhもある。NFCも搭載されているから、Armor 3Tを使った電子決済も可能。

だがArmor 3Tの最大の特徴は、これ自体がトランシーバーを兼ねているという点だ。400~470MHzの周波数帯を使用し、出力は1~2W。海上では最大10kmの交信レンジを有する。Armor 3TはSIMカードを使用したスマホであると同時に、自前の電波を飛ばす無線通信機でもあるのだ。

・日本では電波法の壁が

以上のスペックから、Armor 3Tを日本で使用することは難しいと言わざるを得ない。なぜなら、海外製トランシーバーは日本では電波法に接触する恐れがあるからだ。

使用周波数帯が400~470MHzであることに注目していただきたい。この間には日本では個人に割り当てられない周波数もある。だが一方で、Armor 3Tの開発者は日本を含めた世界各国への配送にも対応するとしている。

Armor 3Tはクラウドファンディング「Indiegogo」で299ドル(約3万3700円)からの出資枠を公開している。

Indiegogo

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