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コペンハーゲンで試験導入!街の洪水を防ぎ、通りを緑化するソリューション「Klimaflisen」

記録的な暴風雨、度重なる台風。今年起った数々の水害は、全国各地にかつてないほど、膨大な犠牲をもたらした。しかも、これは日本国内だけの問題ではない。世界中が同じ危機に直面し、どうしたら解決できるか、頭を悩ませている状況だ。

・独自開発のタイルを使った路面舗装システム

その中で、いち早く対策を講じたのは、デンマーク。自然災害は少ないイメージだが、近年は、巨大台風や海岸の大洪水などが、たびたび発生しているという。そこで導入されたのが、街の洪水を防ぐソリューション「Klimaflisen」。タイル型の路面舗装システムで、氾濫する水を集め、適切な場所へ移動させる画期的な仕組みを持つ。

タイルの表面には、水を収集して管理するための穴がある。大雨から発生した水は、タイルの穴を通って、地下管理ユニットへと向かう。集めた水は、ユニット内で貯蔵され、必要な場所へと振り分けられる。システムはモジュール式でスケーラブルなため、広範囲なエリアカバーが可能だ。

・次の目標は一般販売と海外導入

2014年に開発されたこのソリューションは、つい最近、コペンハーゲンのNrrebro地区に導入されたばかり。カフェ前の道路から50メートル区間にタイルを敷き、浸出した水を、道沿いに植えた樹木に与えている。排水と街の緑化を、同時に実現しているというわけだ。

プロジェクトの次の目標は、タイルの市販と海外での普及。現在は一般販売に向けて、自国のコンクリート企業と共同開発を進めつつ、ドイツとカナダでの導入準備をしている最中だという。

年々激化する天災に、どうやって対処していくのか。本ソリューションが、1つのモデルケースとなるだろう。

Tredje Natur/Klimaflisen

 

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