福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果は
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今回は『NHK「かぶん」ブログ』から転載させていただきました。
福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果は
東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内の福島県沖で初めて本格的に行われた魚介類の調査結果が公表され、シラウオやコウナゴから放射性セシウムが検出されましたが、いずれも食品の新しい基準の値を下回りました。
調査は、福島第一原発から20キロ圏内の福島県沖で3月29日に行われ、4月12日、結果が公表されました。
それによりますと、いずれも1キログラム当たりで、木戸川から2キロの沖合で採取したイシカワシラウオから23ベクレル、コウナゴから12.9ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
これは、“食品”に含まれる放射性セシウムの新しい基準、1キログラム当たり100ベクレルを下回っています。
一方、木戸川から5キロの沖合で採取されたコウナゴに含まれる放射性セシウムは、検出できる値よりも低いとみられ、検出されませんでした。
今回の調査は、これまでほとんど調べられていなかった警戒区域内の魚介類について、地元の漁業者の協力を得て東京電力が行うもので、生態系への影響を調べたり漁の再開を検討したりする情報を提供するのが目的です。東京電力は、「まだ調査を始めたばかりで、評価はできない。ことし6月まで調査を続け影響を評価したい」と話しています。
執筆: この記事はNHK科学文化部さんのブログ『NHK「かぶん」ブログ』から転載させていただきました。
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