【ホラー通信セレクト 今週公開の映画】2018/9/15号:異形との愛を描くサバイバルホラー『HOSTILE/ホスティル』
ホラー通信がセレクトする今週公開の映画をご紹介します。
今週は、サバイバルホラーであり異形とのラブストーリーでもあるとてもユニークな映画『HOSTILE/ホスティル』が公開に。伝染病が蔓延し、クリーチャーが跋扈する終末世界をサバイバルするタフなヒロイン。彼女は驚くべきことに、脅威であったはずのクリーチャーと恋に落ちるのです……。監督は、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノ、リュック・ベッソンといった名だたる監督のもとで経験を積んだ新鋭マチュー・テュリ。フレンチホラーだけになかなか“痛め”のゴア描写もありますが、今作にご興味をお持ちなら「グロいらしいから観れるかな…」と敬遠するのは大変惜しいです! 多少「ウッ」となってもそれを上書きしてくれる感情が湧き上がる作品ですので、ご自身のアンテナを信じてぜひ御覧ください。
それでは今週も行ってらっしゃい!
『HOSTILE ホスティル』9月15日公開
<ストーリー>
爆発的な伝染病が地球を襲い、わずか2〜3千人の人類だけが生き残った。過酷な状況の中、食料とシェルターを必死に探し続ける生存者たち。だが生き残りを懸けてさまよううちに彼らは気づく。
夜になると未知のクリーチャーが現れ狩りを始めることに…。人間は息を潜め隠れるしかなかった。ジュリエットは世界の終末を生き延びた若き女性。過去の人生から、諦めずに闘うことを学んできた。彼女は自分が属する生存者グループの中で最もタフで肝の据わった存在として、広大な荒野や廃墟と化した街の周辺へ車を走らせては物資や食料を探している。ところがある日、ベースキャンプに戻る途中でハンドルを取られ、車は制御不能に陥ってしまう…。
目が覚めると彼女は横転した車の中で怪我を負っていた。足を骨折し動くことができない。荒野のど真ん中に取り残されたのだ。すでに日は暮れ、辺りは夜の闇に包まれている。ジュリエットは暗闇に何かの気配を感じた。それは次第に近づいて来る…。
上映館:シアター・イメージフォーラム(渋谷)
この映画の記事:クリーチャーとの悲しい愛を描く映画『HOSTILE/ホスティル』 これはサバイバルホラーか、ラブストーリーか?
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