トマトになす!野菜も摂れる[そうめんアレンジレシピ3選]
暑い夏でもツルンとしたのどごしで、食が進むそうめん。でも、いつもめんつゆでいただくばかりでは、飽きてしまうこともあります。そんな時に試して欲しい、変わりそうめんレシピをご紹介します。
野菜も一緒に摂れるのが嬉しい!
茹でたそうめんの栄養素は100gあたり、たんぱく質3.5g、炭水化物25.5gなどで構成され、βカロテン、葉酸などのビタミン類、カリウムなどのミネラル類はあまり含まれません。野菜を一緒に食べることで、ぐっとバランスがよくなります。
野菜を使ったそうめんレシピ3選
のせる、炒める、かけるなど、アレンジレシピをご紹介します。
油そうめんの野菜あんかけ風
鹿児島県徳之島の郷土料理で、焼きつけためんの食感がアクセント。
材料(4人分)
そうめん:4束
もやし:1袋
豚バラ肉:100g
キャベツ:3枚
ニラ:1束
にんじん:1/2本
ピーマン:2個
煮干し:10本
さつまいもでん粉(なければ片栗粉):大さじ2
水:1と1/2カップ
サラダ油:大さじ2
[A]
和風だしの素:小さじ1
塩・こしょう:各少々
醤油:大さじ2
作り方
もやしは洗って水気を切っておく。豚バラ肉とキャベツはひと口大に、ニラは5cm幅に、にんじんとピーマンは千切りにする。
そうめんはたっぷりの熱湯で硬めに茹で、水洗いして水気を切っておく。
鍋にサラダ油を引いて熱したら、2を入れて両面に焼き色が付くくらいに炒め、器に取り出す。
先ほどの鍋にサラダ油を足して豚バラ肉を炒め、1の野菜、煮干も加えて炒める。
火が通ったら水を加えて、Aで味付けをする。
5に水(分量外)で溶いたさつまいもでん粉を回しかけてあんを作り、3にかけたら完成。
なすそうめん
香川県の中讃地域の郷土料理。油あげでコクをプラス!
材料(1人分)
なす:中2個
そうめん:1束
油あげ:1枚
ショウガ汁:1片分
油、ごま油:適量
[A]
だし汁:700ml
薄口醤油:50ml
砂糖:30g
作り方
なすはへたを取って縦8等分に切り、皮に斜めに切り目を入れて水につけておく。
そうめんはたっぷりの熱湯で硬めに茹で、水洗いして水気を切っておく。
厚手の鍋に油を入れてよく熱し、水気を切った1を加えて、軽く炒める。
3に、Aを加えて煮る。
油あげを8等分の三角の形に切って、4に加える。
煮えてきたら、2を入れて、ごま油とショウガ汁を加えて完成。
そうめんを入れてから煮えすぎないよう注意。
トマトそうめん
夏野菜とささみのさっぱりそうめん。トマトジュースベースのかけつゆでいただきます。
材料(4人分)
そうめん:4束
鶏ささみ:200g
なす:2本
しそ:10枚
おろしショウガ:小さじ2
[A]
トマトジュース(食塩無添加):3カップ
水:1と3/4カップ
薄口醤油:大さじ4
作り方
ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、かけつゆを作る。
鶏ささみを鍋で水から茹でて、沸騰したら取り出し、冷めたら手でさく。
なすをトースターや魚焼きグリル、焼き網などでまんべんなく焼いたら、水に取って、皮をむいて水気を切り、箸でさいておく。
しそは軸を取ってから、半分に切って重ね、千切りにして水にさらし、水気を切っておく。
そうめんを茹で、水で洗ってザルにあげる。
器に5を盛って、かけつゆをかけ、2~4を盛り付け、おろしショウガを添えたら完成。
食卓への登場頻度の高い、そうめん。今回、紹介したレシピをはじめ、野菜も加えながら、いろいろな味を楽しんでみてください。
[なす]あく抜きや切り方から、焼きなすまで料理の基本
深みのある鮮やかな皮の色が「茄子紺」と呼ばれるように、日本では昔から親しまれ、地域ごとにさまざまな品種が発達しました。
どんな調味料ともマッチするのは、味にクセがないことと、果肉に細かい空気の隙間があるスポンジ状のため。油や調味料、だしをよく含み、おいしくなります。
最終更新:2018.09.12
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』
出典:
独立行政法人農畜産業振興機構(油そうめんの野菜あんかけ風)
香川県農政水産部(なすそうめん)
独立行政法人農畜産業振興機構(トマトそうめん)
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