バリバリに稼働する『Apple I(アップル ワン)』がオークション出品 入札開始は来月で予想落札価格は30万ドル(約3330万円)以上

米マサチューセッツ州ボストンのオークション会社RR Auctionが、Apple社初のコンピュータ『Apple I(アップル ワン)』の入札を9月25日に開始すると公表しました。

同社を創業したスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏の執念の塊とも言える『Apple I』。今回のオークションに出品されるのは、オリジナルのロジックボード(基板)、オリジナルのカセットインターフェース、オリジナルの取扱説明書、オリジナルのカセットインターフェース取扱説明書2冊、ASCIIキーボード、SANYO製4205ビデオモニター、電源ケーブルとコネクタ、カセットインターフェースケーブルとなっています。

専門家の手によって復元された『Apple I』は、およそ8時間にわたりシステムエラーなしで動作したものとなります。専門家によればコンディションは10点満点中8.5点だということです。未使用の基板は物理的な改造もされておらず、基板左側には「Apple Computer 1, Palo Alto, Ca. Copyright 1976.」と記されています。なお、予想落札価格は30万ドル(約3330万円)以上となっています。

博物館に展示されていてもおかしくなさそうなシロモノですが、コレクターズアイテムとしてどれだけの価値がつくのか楽しみではあります。

Original »Apple 1 Computer«, 1976; 24 November 2012 – Auction (YouTube)
https://youtu.be/4l8i_xOBTPg


2012年に別のオークションで出品された『Apple I』の映像。

Copyright (C) 2002–2018 RR Auction

※画像とソース:
https://www.rrauction.com/preview_itemdetail.cfm?IN=3027

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. バリバリに稼働する『Apple I(アップル ワン)』がオークション出品 入札開始は来月で予想落札価格は30万ドル(約3330万円)以上
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。