シェール、『マンマ・ミーア!』続編参加の心境を明かす「心から楽しませてもらって、終わるのが嫌だったわ」

シェール、『マンマ・ミーア!』続編参加の心境を明かす「心から楽しませてもらって、終わるのが嫌だったわ」

 本日8月24日より公開される映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』より、ドナ(メリル・ストリープ)の母、ソフィ(アマンダ・セイフライド)の祖母であるルビーとして本作に初出演を果たしたシェールのインタビューが到着した。

 伝説のグループ・ABBAのヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化である『マンマ・ミーア!』。その前作から10年―続編となる『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』では、前作のオリジナルキャストの登場は勿論、今をときめく新たな豪華顔ぶれが勢揃い。ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に「ダンシング・クイーン」をはじめとするおなじみのABBAの大ヒットナンバーと、前作には登場しなかったABBAの名曲の数々で新しい物語が紡がれる。

 本作では、伝説的ミュージシャンで歌手、そして女優であるシェールが、ドナの母でソフィの祖母であるルビー役で出演。監督のパーカーは、シェールの出演が決まる前から脚本に彼女を当て込んでいたことを明かしている。『マンマ・ミーア!』ファミリーの一員になるという決断は、シェールにとってはたやすいことだ。「前作が大好きだったし、メリル(・ストリープ)の母親役を演じられるなんて、楽しそうだと思ったの」と、出演を決めた理由を語る。「心から楽しませてもらって、終わるのが嫌だったわ。キャスト全員がとても愉快な人たちばかりで、ずっと大笑いし続けていた気がするわ。ジュリー・ウォルターズは最高に愉快だし、コリン(・ファース)も笑わせてくれた。男性陣は面白い人たちばかりだったわ。とにかく笑わせてくれるのよ。いつも映画のワンシーンを面白おかしく真似ていたわ。メリルとアマンダが歌うとても悲しげな曲を、男同士で歌い合ってみせたりしてね。わんぱく少年の集まりという感じだったわ」とオリジナルメンバーともすぐに打ち解け、撮影を存分に楽しんだそう。

 本作を彩るABBAの楽曲について「ABBAのメンバーは英語が母国語ではないでしょ。だから歌詞に特別な魅力があるの。私の心を惹きつけてやまない歌詞よ」と以前からABBAのファンだったことを明かし、劇中でもその見事な歌声を披露している。前作ではドナに扮するメリルが歌ったABBAの名曲「悲しきフェルナンド」を、本作ではシェールが歌うことに。偶然の再会を果たした永遠のフィアンセでありフェルナンドであるセニョール(アンディ・ガルシア)を相手に、この歌を歌うのだが「あの歌(「悲しきフェルナンド」)は、ストーリー上の必要性があって、私が歌うことになった曲よ。フェルナンドと私の間に起きたことを説明する歌なの。つまり、ずいぶん昔にメキシコであった出来事ということ。だから、ちゃんとストーリーにも沿っているし、脚本の中にも最初から書いてあったのよ」と、この楽曲が本作にとって必要不可欠だったと語った。

 個性豊かなキャラクターたちについて、シェールはこう分析する。「感情のアップダウンが激しい作品よ。泣いたり笑ったり、みんなで踊ったりと大忙し。若い世代と年配の世代で意見のすれ違いが生じたりもしてね。それでも、どのキャラクターも本当に愉快な人ばかりなの」最後に、本作に込められたメッセージについて「私の考えでは、第一に自由を手に入れること、そして人生を楽しむことだと思うわ。この2つは、今の時代でも、なかなか実現しにくいことがあるでしょ。とにかく、今作は純粋に楽しめて、観ている人も映画の一部になれる感じね。キャラクターたちが楽しんでいるから、演じている私たちも楽しいし、観客のみなさんも一緒になって楽しめるの」と新作へ期待を込めメッセージを送った。

◎公開情報
『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
2018年8月24日(金)より全国ロードショー
(C)Universal Pictures

関連記事リンク(外部サイト)

ABBAの名曲と共に楽しむ『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』、宣伝マンが選ぶ必聴ソング3選
5名様にオリジナルグッズをプレゼント!映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』8/24公開
映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』国内盤発売を記念して、オフィシャル・トートバッグを2名様にプレゼント

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. シェール、『マンマ・ミーア!』続編参加の心境を明かす「心から楽しませてもらって、終わるのが嫌だったわ」

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。