オーディオとは何ぞや。impressのUSB DACでオーディオの世界を覗いてみた。
スタパ齋藤のブログに紹介があったんで買ってみたんです。
(http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/stapablog/20120411_523629.html
正直USB DACすら何なのかよく分からんかったんですが簡単に言うと「USB接続で出力オンリーなサウンドボード」だと思います。
USBとイヤホン挿せば音が出ます。ただそれだけ。で、このUSB DACは内蔵するパーツの中でも音に直結するコンデンサ2個をユーザーが好みのものに付け替えるというモノ。
ネットで調べりゃそりゃぁもうこのコンデンサ部分の違いがどうのっていういわゆる"オーディオ"がオーディオと(いろんな意味で)言われる所以みたいなのがわんさか出るんですね。
以下どっかから改変して抜粋
「高音が強めで、女性ボーカルだと突き刺さる」
「音質はドライでかすれている」
「高音はきれいで低音の切れも良い」
「温かい音質」「音の広がり、分離も素晴らしい」
こんな事書かれちゃ気になるでしょ?私はなりました。で、買いました。
コレが実物です。画像内の板とコンデンサ2個と抵抗4個(写真は2個ですが)だけです。
面倒なのですが各部品は端子をソケット側に整えてやらんといけません。
手順が全て本書に写真入りで載ってますが地味に面倒です。
(USBのB端子ケーブルが別個必要でした。Bタイプ使用頻度少ないので嫌いです。)
で、取り付けて聞くんですが。正直言ってフツーのオンボードと大した違いがわかりませんでした。
この時「蟹チップってすげぇのかな」と思いました。というかPCの標準規格(HD Audio)がすごいのかなとか。
あ、イヤホンはSHE-9700です。Amazonで安売りしてるんでおすすめです。
で、本書にも書いてありますがコンデンサ乗せ替えですね。
こっちは何がどう違うのか分からんのでとにかく色々買いました。秋葉原で。
どーん
どどーん
どっかーん。
秋月は大容量のコンデンサが殆どないですね。
マルツ意外に秋月で300円、国際ラジオと瀬田無線で2000円ちょい使いました。(総額5000円以上使ってますね。ピンサロ行けます。)
安いと思ってバカスカ笊に入れると意外と高いです。(特にオーディオ用は)
ただし、国際ラジオや、瀬田無線で買い物してる時は雰囲気的に何か楽しかったです。
こんなとこ。(凄く殺伐としてます)
この2箇所とその周辺は良い感じな雰囲気なのでリンク貼っときます。(でも買うならマルツという)
国際ラジオ
http://www2.国際ラジオ5353.com/
瀬田無線(ラジオデパート)
http://www.tokyoradiodepart.co.jp/tenpo/view/39/瀬田無線2F店
2バイト文字とは生意気な。
(もう色々書くのめんどくさい)
足が太いコンデンサはヤスリで削れば刺さります。
で、コンデンサの容量で何が変わるのかと言うと低音部分が変わります。中音〜高音は変化無い(分からない)です。
下限220μFで上限は特に無いみたいです。(耐電圧は6.3V以上なら何でもよさそう)10000μFのコンデンサ使ったら確かに低音が強く出てました。
ただし1000μFと2000μFで倍違うから低音が倍違うかというとそういう感じじゃないです。本誌によると低音欲しいなって時は3300μFくらいでいいらしいです。
で、ココ。コンデンサじゃなくてタダの針金(リード線)刺しても音出ます。色々買ってから気が付きました。低音薄い気がしますがフツーにいい音です。何か泣けます。
更に言うと個々のコンデンサの違いはオーディオ用コンデンサかそうでないかで多少違いがある気がしますがハッキリ言って違いは分かりませんでした。
一般人の知識や再生環境では到底理解できない領域だと確信しました。
ただ、OSコンは違いがあった気がしますが。コレはもともとこの用途では使っちゃダメらしいです。面倒なのでぐぐってください。
しかも、コレは以前から「OSコンはとにかく凄いぞ」的な話を聞いいた上でのアレなのでもしかしたら気のせいかもしれません。プラセボみたいなもんです。そんくらい音の差なんて「ここだ!」とハッキリ分からんのです。泣けます。
エージングも試しました。やっぱり分からんです。
で、正直に音出してるなら物理的な方法ならイヤホン、ヘッドフォンを買い換えるなり
ソフトウェア的な方法ならDSPエフェクト方面に手出した方がハッキリ違いが出ます。その方が満足度高いとおもいます。
一応フォローしとくと正直な音が出るんでPC側のノイズやら音が小さい等々の問題があるなら選択肢としてはアリかもです。
最後に。
ケパブおいしいです^o^
たのしいゴールデンウィーク
おわり
※この記事はGAGAZINEさんよりご寄稿いただいたものです
ウェブサイト: http://gaagle.jp/gagazine/
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