リアルな書き味のスタイラスペン「Google Pixelbook Pen」のレビュー

遅ればせながら Google Pixelbook 用のアクティブスタイラスペン「Pixelbook Pen」を入手したのでレヒューをお送りします。
Pixelbook Pen があると Pixelbook の用途が大きく広がり、今回はこの点を中心にレビューします。
Pixelbook Pen は単 4 電池 1 本で駆動するアクティブスタイラスペンで、Pixelbook の画面に文字やイラストを描いたり、写真やスクリーンショットなどの画像に手書きの文字等を書き込むことができます。
ペン先はボールペンのように細く、書き味は紙のノートにペンで書くのに似ています。
シルバーの部分はキャップとなっていて回すと電池スロットが露出します。
ここに電池を一個入れると使用の準備は完了です。
次に Pixelbook の設定メニューを開き、Bluetooth セクションで Pixelbook Pen とペアリングすると接続は完了です。
この時、ペンツールをシェルフに表示させておくと、メモを作成することはもちろん、部分的なスクリーンショットを撮ったり、レーザーポインターのようなカーソルを表示したり、タッチした部分を拡大する虫眼鏡ツールを利用できます。
Chrome OS のスタイラス機能は予想以上に充実しており、これらのツールで Pixelbook の用途が広がります。
何よりもまずお伝えしたいのは優れた書き味です。
ノートアプリの場合、画面上の線はペン先に密着しているかのごとく瞬時に表示され、普通の紙にペンで文字を書いている感じでした。
これならジタルノートとしても十分使えると確信しました。
また、Pixelbook Pen は筆圧感知スタイラスなので、その時々の筆圧で線の太さをコントロールすることができ直感的に文字を書くことができます。
スタイラスペンに求められる基本的な性能はしっかりしているので、Pixelbook と Pixelbook Pen は紙のメモ帳やノート、スケッチブックに代わるデバイスになると思います。
スタイラスペンの一番の用途は、おそらくデジタルノートだと思いますが、Pixelbook にはデフォルトノートアプリを予め設定する機能があり、初期状態では Google Keep がこれに設定されていますが、Squid や Evernote 等のサードパーティ製アプリを設定すると、上記のペンツールからメモパッドを表示したり、ロック画面でログインすることなくノートを作成できたりと、Pixelbook はデジタルノートとしても結構使いやすいです。
紙のノートを Pixelbook に置き換えると、複数のノートを PC 一台で管理できますし、ページは事実上、無尽蔵に作成できます。
また、キャンバスは白紙、罫線、方眼を自由に選べるので、幅広いタイプのノートを簡単に準備でき、本来は小さく書く文字でもキャンバスを拡大すれば文字が潰れず綺麗に書くことができます。
Pixelbook Pen をしばらく使用してみて、デジタルノートのメリットはかなり大きいのだなと実感しました。
ノートに文字を書く時には、小指の付け根をノートやデスクに付けますよね。
デジタルノートの場合、この仕草が誤タッチを引き起こすこともありますが、Pixelbook Pen の場合、ペンの電源が入っている時にはノートアプリへの入力は(線)は Pixelbook Pen からしか受け付けないので、画面に手をつけて文字を書いて誤タッチはほぼ発生しません。
本当に紙のノートにボールペンや鉛筆で文字を書いているかのような書き味でした。
ただ、PC 画面の表面というのは基本的にツルツルしているので、ペン先は滑ります。
一方、紙のノートは摩擦抵抗を受けるので書き味には根本的な違いがあります。
つまり慣れが必要だということです。

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