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【NIPPONの技術に乾杯!】竹製の「和竿」で釣りに行ってみないか?

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気温も上がってきて、これから外で遊ぶには絶好の季節になってきた今日この頃。涼しい中家の中で遊ぶのも、もちろん楽しいが、童心に帰ってアウトドアで遊ぶのもこの時期ならではの醍醐味だ。

現在、釣りなどで使われている竿の素材はカーボンやグラスファイバーの素材で、軽くて丈夫でとても扱いやすい。そんな中でも今日に至り伝統技術として受け継がれているのが、日本伝統の竹製の竿『和竿』。

今では生産者を含めて、めっきり数は減少してしまったが、日本伝統の技が光る、この竹製の竿の魅力にスポットを当てて紹介したいと思う。

職人の技が集結した日本伝統の釣り竿「和竿」


和竿は竹を主素材として絹糸や漆を使って作り上げた日本独自の釣竿。江戸時代から竿師たちが独自の改良を重ねて磨き上げて、美術品といわれるまでになった世界に類のない釣竿となっている。
しかし、現在竿師は、伝統工芸にもかかわらず後継者が少なく、身体でしか覚えるしかない年季のいる仕事で減少し数少なくなっている。
日本の和竿の歴史としては、天明8年(1788年)に初代泰地屋東作が継ぎ竿を作り始めた事が現在の和竿の完成に大きな影響をもたらすことになる。
その後代々の東作は技術の練磨と伝承に熱心で江戸竿は着実に進歩し、同時に多くの竿師を派生していく事になった。昭和59年に江戸和竿は東京都の伝統工芸品に指定され、公に認められるようになっている。
また、東作の技術を継承するお店は、現在も東京のいなり町(本店)と銀座にお店を構え、脈々と受け継がれている。気になる人は是非お店まで足をのばしてみて欲しい。
【東作本店】
http://tosaku.jp/【銀座東作】
http://www.ginzatosaku.com/tenpo.html

矢を作る技術が“和竿”の発展を支えた

キャプチャ
日本は戦国時代から全国各地で領主の庇護の下に矢をはぐ(作る)技術が発展した。和竿はこの中の竹を矯める技術を継承する形で出発し、漆塗りの技術が加わって現在の形に発展してきた。

竹製の竿の魅力


竹という素材は縦に繊維が通っていて中でも天然の竹は弾力性が優れており強い反発力を持っているので曲げられてもしなやかに戻り、魚に違和感をあたえないという。
また、和竿は所々に漆の装飾が施されており、その美しさを見て楽しむこともできるが、和竿の一番の魅力となるのが、魚が掛かった時の感触。微妙な魚のあたり、弧を描くしなり具合、継ぎ口をはめる感覚などの魅力は使った人のみが体感できるという。このような特徴から、量産が可能な竿よりも竹を用いた竿を愛好する釣り師も多く残っているという。
今回は和竿を主に紹介したが、もちろんカーボン、グラスファイバーの竿と比べて劣る部分もある。しかし、伝統の粋る和竿を使って楽しむのも、新たな釣りの奥深さを深めてくれるかもしれない、是非興味がある人は手に取って、使って、見て、楽しんでほしい。

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