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眼科検査デバイスで統合失調症を診断する手法が開発される

通常、統合失調症の診断は、医師が症状などを聞き取って行う。それは、他の疾患の診断に比べ、やや主観的な側面がある。

それをより客観的に、しかも素早く行う手法が考案された。なんと、通常の眼科検査で使われる網膜電位計を用いるというもので、検査は2分しかかからないという。

・網膜の電気活動を測定

米国ラトガース大学の研究結果がこのほど異常心理の専門誌Journal of Abnormal Psychologyに掲載された。

それによると、この手法は、統合失調症の人は網膜の電気活動が少ない、という理論に基づき、網膜電位計を用いて網膜の電気活動をチェックするというもの。

実際、研究チームが統合失調症を抱える人とそうでない人合わせて50人を対象に実験を行ない、その精度が確認された。

・患者の負担軽減

今回用いたデバイスは、LKGテクノロジー社が開発したポータブル装置「RETeval」。

検査は極めてシンプルだ。検査前の10分間を暗いところで過ごしてもらい、その後通常の明るさの部屋でデバイスを目に当て、さまざまな強度の光を出して網膜の電気活動を測定する。

検査にはわずか2分しかかからず、結果もすぐに出る。強い症状を抱えている人の場合、検査を受けること自体が困難なこともあり、検査に時間がかからないのは患者にとって大きなメリットだ。

研究チームのメンバーは「より早く、患者に負担をかけず、しかも正確に診断できる手法」と話していて、早期の治療開始に役立ちそうだ。

ラトガース大学

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