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「お前と働きたいから残ってくれ」フツウの大学生だった僕が長期インターンで掴んだもの

「お前と働きたいから残ってくれ」フツウの大学生だった僕が長期インターンで掴んだもの

社長直下の部隊――「経営企画室」。全社的な課題解決にあたる、このチームにインターンとして働いている学生がいます。その名は筒井祐輔。大学4年生です。インターンの中で、最も経営に近いポジションの業務に携わっている筒井ですが、“今”に至るまでには苦悩、そして葛藤“しか”ありませんでした。

※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。

「何となく」の気持ちではじめた、キュービックのインターン

▲大学1年生の頃の筒井。アルバイトやサークルの活動に明け暮れている、ごく一般の大学生だった

アルバイトにサークル活動。ごく一般的な大学生としてそれなりの日々を過ごしていた筒井。そんな彼がキュービックでインターンをはじめたのは大学1年生、2015年のこと。インターンをはじめようと思ったきっかけは、ちょっとした好奇心からでした。

筒井「大学生活はほどほどに充実していたのですが、なんとなく、刺激が足りないというか、面白みに欠けるというか……。アルバイト、サークル活動以外でより充実感を得られる“何か”に挑戦してみたいな、と思っていたんです」

そんなタイミングで、友人からキュービックでのインターンの話を聞きます。求めていた“何か”と出会えるかもしれないと感じ、すぐにキュービックのインターンの募集に応募。無事、面接を通過した筒井は、コンテンツディビジョンの「テクニカルユニット(現:グロースハックユニット)」に配属され、横断的に色々なチームを支援する業務を任されます。

しかし、当時の筒井はどこにでもいる大学1年生。デジタルマーケティングの知識など、あるわけがありません。

筒井「業務理解も足らなかったと思いますし、『そもそもSEOって何ですか?』みたいな状態でした。とはいえ、社員さんに知識が足らないことを悟られたくなかったので、当時は必死に知ったかぶりをしながら会話していました(笑)」

数週間でチームは解散。モチベーションが…上がらない

▲筒井は川合と一緒に働くことに。ここから筒井の日々は目まぐるしく変化していった

未経験の状態から少しずつ知識を身につけていた筒井でしたが、入社から数週間後、想定していなかった事態に見舞われます。

「今の会社のフェーズで、組織を横断的に見る部署はいらないのではないか」この意思決定により、テクニカルユニットは解散。所属していた組織がなくなってしまったのです。

その結果、筒井はコンテンツディビジョンのメディア運営チームに異動。同チームでは主にコンテンツの企画、サイトカテゴリの再設計などを担当していました。

新しいユニットにも慣れ、順調に仕事をこなしていた筒井ですが、日に日に、彼はこんなことを思うようになっていくのです。「あれ、モチベーションが……上がらない」と。

筒井「 毎日コツコツとコンテンツを作成していました。だけど、僕は文章に携わる仕事があまり得意ではなかったこともあり、その仕事を通じて自分が前進している感覚を得られなかったといいますか……。ずっと、スーパーマリオのステージ1を続けているような感覚でした」

こうしたいわゆるメディアづくりの仕事は短期間で効果が出るものではないため、地道に続けていかなければなりません。そうした状況に筒井はやりがいを感じにくくなってしまったのです。

そんな筒井の姿を見かねて、当時、上司であった川合晋平(現:コンテンツディビジョン シニアマネージャー)は、こんな話を持ちかけます。「俺の近くで、働いてみるか?」と。

その後、筒井は独立遊軍部隊として、さまざまな仕事に従事。コンテンツディビジョンの制度設計を行なったり、川合が主催したコンテンツマーケティングのセミナー資料づくりを行なったり。

筒井「目まぐるしく任される仕事が変わっていく日々で。とはいえ、任されたからには、やりきらなければいけない。自分の責任感で戦う日々でもありましたね」

仕事でやりきる喜びを勝ち得たが、すぐに頓挫。しかし、拾う神あり

▲筒井が立ち上げた長期インターンシップメディア「いんため」

約3~4カ月、独立遊軍部隊として働き、やりがいを見出していた筒井でしたが、その後、大学生ならではの悩みーキャリアに対する漠然とした不安を抱えるように。

筒井「キュービックでインターンをはじめて1年が経ち、それなりに満足感もありました。ただ、就職活動のことも考えて、他の会社も見ておきたいな、と思ったんです。それで川合に『インターンを辞めたいです』と相談しました」

当時のことを、川合はこう振り返ります。

川合「このタイミングで辞めてしまうのは、もったいないなぁと。単純にそう思いました。ちょうど、新たにメディアを立ち上げる予定があったので、そこにアサインしたらどうか、と考え、筒井に『面白いと思える仕事を必ず用意するから残ってほしい』と伝えましたね」

そんな川合の言葉に加え、代表の世一からの「俺はお前と働きたいから残ってほしい」という言葉に心を動かされ、筒井はキュービックに残る決断をします。その後メディアの立ち上げ業務に従事することになるのです。

メディアの方向性やコンテンツの企画など、全てをひとりで担当。試行錯誤を繰り返し、半年後、無事にメディアは立ち上がりました。

「立ち上げは終わった。次は運用だ!」

そこから上長に打診し、筒井の下にインターンを3人つけてもらい、メディアのグロースに注力……しようとしたものの、就職活動との両立をうまく図ることができず、途中で別のチームに引き継ぐ形になってしまったのです。

筒井「代表直下でインターンもつけてもらっていたのに、明確な成果を出すことができなかった。悔しい思いもあったのですが、どこか引き継げた安心感もあって、正直、複雑な気持ちでした」

そんな折に、世一から「経営企画室で一緒に働かないか?」と打診され、社長直下の部署である経営企画室で働くことになったのです。

自分の市場価値が知りたい。大学卒業後はあえて“別の会社”へ。

▲2018年3月現在の筒井。大学卒業後はあえて別の会社で働くことを決めている

2018年3月現在、経営企画室で筒井は、キュービックの経営理念である「ヒト・ファースト」を実現するために、必要とされることは何でもやっています。

たとえば、部署の垣根を越えて「ナナメの関係」を強化することで、直属の上司や先輩には言いにくい悩みや相談ごとをチームメンバー同士でフォローしあうことを目的とした「FAM制度」を策定したり、マネージャー合宿の運営や事業計画の作成をサポートしたり……。一般的なインターンではなし得ないような、経営に近い仕事に日々、挑み続けているのです。

筒井「経営企画室での仕事にたどりつくまで、いろんなディビジョン、チームを経験してきました。話したとおり、正直、苦しかったことも多かったです。でも、その経験があったからこそ、今があるなと思っています。

細かい業務スキルが上がったことにくわえ、組織全体を俯瞰して見られるようになり、何が足りないかを考えられるようになりましたね」

知識ゼロの状態で はじまったキュービックでのインターン。ですが、2年11カ月も働くうちにメキメキと成長し、今では周りの社員から「筒井がいてくれると安心するね」といった言葉が聞かれるほど。

社内でも圧倒的な信頼感を得るに至った筒井ですが、大学卒業後はキュービックではなく、別の会社で働くことを決めています。その選択をした背景には、「自分の市場価値を知りたい」という思いがありました。

筒井「キュービックは心の底からいい会社だと思っています。このまま続ける姿も想像してみたのですが、まだ、イメージができなくて。これまで出会ったことがない人たちから、たくさんの刺激を受けてキャリアを築きたいという気持ちもありますし、社外では自分の価値がどれくらいあるのかを単純に知りたいと思ったんです」

キュービックの筒井ではなく、いちビジネスパーソンの筒井として、自分はどこまでやれるのかー彼のキャリアにとって、それが何よりも大切な考えだったのです。

キュービックが理想としているのは、全てにおいて「ヒト」と向き合う経営。「ヒト・ファースト」を掲げているからこそ、筒井の選択をキュービックは尊重し、今後の挑戦を応援していきます。

「長期インターンは学生、会社、社会の『三方よし』になる」ー長期インターンという仕組みが、“1年目からいきなり活躍できる社会人”を生み出し、日本経済の活力を高めてくれる。この信念をもとに、キュービックでは今後もインターンに裁量権を与え、大きな成長機会を提供し続けていきます。

会社説明会では語られない“ストーリー“が集まる場所「PR Table」

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