カローラPHVやシルフィゼロエミッション。日本では見かけない日本車が多く展示された北京モーターショー2018
▲隔年開催となる北京モーターショーが、2018年4月25日から5月4日にかけて開催された。会場の北京中国国際展覧センターが有する、広大な展示スペースを所狭しと各メーカーの車が並べられていた
電動化が一気に進んだ
2018年4月25日から5月4日にかけて、開催された北京モーターショーから、注目の日本車を紹介する。
中国はアメリカのZEV(ゼロエミッションビークル)規制と同様のNEV(ニューエネルギービークル)規制が、2019年から導入される。NEVでは普通のハイブリッド車は含まれないので、PHVやEVなど、日本でもあまり見かけない車が展示されていたことが印象的だった。
▲現地生産されることもあり、時間がかかるのはしかたないかもしれないが、ようやく中国市場にC-HRがデビュー。写真は広汽トヨタのC-HRで、一汽トヨタによるバッジ違いの双子モデル、イゾアも発表された。日本にはない2LのNAを搭載
▲事前に予告されていたとおり、カローラシリーズにプラグインハイブリッド仕様が追加設定された。1.8LエンジンをベースにしたPHVシステムで、中国独自仕様のハイブリッドよりさらに加飾が施され、差別化が強調されている
▲広汽トヨタで現地生産されるカローラの兄弟車がレビンだ。カローラと同様にPHV仕様が追加設定された。北米版カローラを意識したエクステリアは、プリウスPHVあたりの押し出しの強さを感じさせる仕上がりとなっている
▲レクサスは、新型ESを発表。ミニLSのような雰囲気が演出されたエクステリアは、カンファレンスでも好評であった。また、サプライズでFスポーツ仕様もデビューさせ、新型車の発表に花を添えていた
▲東風日産は、シルフィをベースとした独自のモデル、シルフィゼロエミッションを発表。リーフのコア技術が継承されていて、バッテリーを座席下に配置するEVプラットフォームが採用された。航続距離は、中国基準で338kmを達成している
▲2018年2月にワールドデビューはされていた日産のSUV、TERRAが初お披露目された。フレームが与えられた本格4WDモデルだ。モノコックかフレームかといったこだわりは、新興国でも少なくなっているようなので、売れ行きが注目される
▲懐かしい名前のモデルがホンダから復活。インスパイアコンセプトを名乗るこのセダンは、1.5Lターボエンジンが搭載されるなど、アコードとパワートレインを共有。見た目もアコードに似ている。立ち位置がよくわからないが年内には生産開始予定
▲広州ホンダによる自主ブランドが「理念」だ。その理念からEVのコンセプトモデルが発表された。エクステリアなど、どこかで見たような印象だ。どうやらヴェゼルがベースとなっている模様。まだコンセプトの域は出ていないようで詳細は不明だ
▲北米ではもちろん、ここ中国でもドル箱となるスバル フォレスターの新型がデビュー。展示車両は1台と寂しい状況だったが、なんとこのモデル、中国では初導入となる、モーターアシスト仕様の新型パワーユニット搭載車だった
▲スバルブースのステージを飾っていたのはXVだった。現行モデルはすでにデビューしているはずなのになぜだろうとよくみると、「INTELLIGENT BOXER」というバッジが付けられていた。2L NAにモーターアシストが付いたモデルのようだtext&photo/マガジンX編集部
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