Audi、2025年に80万台のEVとプラグインハイブリッド販売を目標

ドイツ大手自動車メーカーAudiは、現在開発を進める電気自動車(EV)とプラグインハイブリッドを2025年に80万台販売することを目指す。

このほど開かれた年次株主総会で取締役会が同社の最新企業戦略「Audi.Vorsprung.2025」を提示し、その中で明らかにした。

・今年初EV投入

同戦略によると、Audiは2025年までに全てのモデルラインナップを電動化する。今後のスケジュールとしては、まずは年内に初EV となる「e-tron」を発売する。

こちらは蓄電容量が95kWhあり、航続距離は400キロ以上。最大150 kWhでの急速充電に対応しているので、充電時間を30分未満にすることが可能だ。

・400億ユーロ投資

さらに、2019年には「e-tron Sportback」、2020年には「e-tron GT」が登場。同年にはまた、プレミアムコンパクトセグメントにもEVを投入するなど、次々に新EVが発表されることになる。

当然のことながら、これには研究・開発が伴い、この分野への2025年までの投資額は400億ユーロ(約5兆2000億円)にのぼるとのこと。

一方で、同社はBMWやダイムラーと共同で充電ステーション会社「IONITY」を設立し、充電環境の整備にも力を入れている。

2025年というと7年後だが、自動車メーカーが本腰を入れることで今後ガソリン車とEVの割合は大きく変わることになりそうだ。

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