洗濯上手に!洗濯のりの使い方
上手く使えば洗濯の効果が上がる、洗濯のりの使い方の基本をご紹介。洗濯のりの投入タイミングや柔軟剤との併用方法、洗濯のりにまつわる注意点など、これを読めば洗濯のりの基本はバッチリ!
目次
洗濯のりの使い方
洗濯のりに関する2つの注意点
洗濯のりの使い方
ここでは、洗濯のりの基本的な使い方をご紹介していきます。
使い方はとっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
そもそも洗濯のりの効果って?
洗濯のりを使用すると、ハリをもたせて新品のような仕上がりにしたり、衣類に付着する汚れを防いだり、アイロンがけの際にシワを伸ばしやすくすることができます。
洗濯用ののり剤は布団のシーツや浴衣、デニムなど、全体をパリっとさせたいものの洗濯や、帽子を洗濯する際の型崩れを防ぐために活用できます。
またワイシャツの襟や袖など、部分的な仕上がりを良くしたい場合は、アイロン用の洗濯のりを使うのが効果的です。
【使い方1】洗濯のりの使い方の基本
© PIXTA洗濯のりの使い方はとっても簡単で、すすぎが終わった段階で洗濯機に投入するだけ。
ですが洗濯機によっては洗濯のりが使えないものもあるので、事前によく確認しておきましょう。
また、のりの種類によっては洗濯機で使えないものもあるため、買うときには注意しましょう。
【用意するもの】
洗濯のり・・・適量
【洗濯のりの基本的な使い方】
洗濯物を入れて通常どおり洗濯機を回し、すすぎが終わったところで一旦洗濯機を止めます。
洗濯のりを入れた後、洗濯槽内を少しかきまぜて、のりが全体に広がってから脱水に移ります。洗濯のりの分量は、お使いの洗濯のりの表記に従ってください。
脱水が終わったらすぐに洗濯物を取り出して干します。干す際は洗濯物を軽くふりさばき、シワに注意して干すようにしてください。衣類が乾いたら、洗濯は完了です。
柔軟剤と同じタイミングで投入することになりますが、柔軟剤の投入口に洗濯のりを入れると、内部で固まってしまう恐れがあります。
洗濯のりは必ず、洗濯槽に直接入れるようにしてくださいね。
【使い方2】手洗いで洗濯のりを使う場合
洗濯機が使えない、手洗いでしか洗えない衣類の場合は、洗濯機のときと同じようにすすぎが終わった段階で洗濯のりを投入しましょう。
洗濯のりが行き渡ったあとは3分ほど押し洗いを行い、その後もう一度すすぐようにしてください。
ただし念入りにすすぐとのりの成分も一緒に落ちてしまうので、すすぎは軽めのほどほどに。
【使い方3】洗濯のりを柔軟剤と組み合わせて使う方法
洗濯のりを使用することで仕上がりにハリを持たせることができますが、逆にしなやかにする効果を持つ柔軟剤と併用することも可能です。
方法は柔軟剤を専用の投入口に入れて洗濯機を回し、すすぎが終わった段階で洗濯機を一度止め、柔軟剤と同量の洗濯のりを洗濯槽に投入するだけです。
洗濯のりを入れた後は軽く洗濯槽をかき混ぜて、3分ほど洗濯機を回してから脱水しましょう。
【使い方4】アイロンがけに洗濯のりを使用する場合
アイロンがけに使う場合は、スプレータイプの洗濯のりがお手軽です。
使い方はワイシャツの襟や袖など、パリッとさせたい箇所に吹きかけてからアイロンをかけるだけです。
シワも伸びやすくなり、また洗濯のりが衣類の表面を保護してくれるため、汚れ防止にも役立ちますよ。
洗濯のりに関する2つの注意点
© PIXTAここでは、洗濯のりの使い方に関して注意すべき点をご紹介していきます。
様々な恩恵が得られる洗濯のりですが、間違った使い方をすると…?
【注意点1】洗濯機で使用した後は必ず洗濯槽を洗う
洗濯のりが使える洗濯機でも、使用後は洗濯槽に洗濯のりが付着した状態です。
このままだと次の洗濯に影響が出てしまうので、洗濯のりの使用後は洗濯物を入れずに水だけで洗濯機を回し、洗濯槽についたのりを落とすのを忘れないように。
【注意点2】のりづけした衣類を乾燥機で乾かす
のりづけした衣類を乾燥機を使って乾かすことは、乾燥機に大きな負担がかかります。
乾燥機内部の汚れやフィルターの目詰まりの原因にもなり、最悪の場合、乾燥機を故障させる恐れもあります。
のりづけした衣類は、必ず干して自然乾燥させるようにしましょう。
洗濯のりの使い方はいかがでしたか? 洗濯のりの用途は様々ですが、正しく使用することで洗濯の効果を何倍にも高めることができます。
使用上の注意点を守って、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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