空中に描ける3D ペンの「3Doodler」に教育現場用キットが登場

空中に立体アートを描ける、世界初のペン型3Dプリンターとして注目を集めた「3Doodler」。2013年にクラウドファンディングサイトKickstarterに登場して大人気となった。

その3Doodlerの発売元から、教育現場用のパッケージがリリースされた。必要なものが全てそろっているので、簡単に授業に取り入れることができる。

・アクティビティ例も紹介

パッケージは6〜13歳向けと、14歳以上向けの2種類。どちらもペンや樹脂、パッドなどがそろっている。パックはクラスのサイズに合わせて、ペン6本または12本から選べる。

また、すべてのパッケージに教師向けのキットも含まれていて、そこには取扱説明書はもちろん、使い方の具体例を示すアクティビティガイド、レッスンのプランなどが用意されている。なので、この3D ペンを使って、どんな授業をするかをすぐに計画できるわけだ。

本格導入を検討するための、教師が試すトライアルパッケージも用意されている。

・教室の常備品になる?!

開発元によると、3Doodlerペンは過去5年間で5000もの教室で使われたとのこと。主にアートやテクノロジーの授業で活用されている。そしてまだ教育需要があるとみて、今回のパッケージの発売に至ったようだ。

海外、特に米国の教育現場では新しいデバイスの導入が早い。PCやタブレット端末はあっとう間に当たり前の“教室備品”となった。この3Doodlerペンもそうしたものの仲間入りすることになるのかもしれない。

教育向けパッケージの価格はサイズによって異なるが349〜1199ドル(約3万8000円〜13万円)で、開発元サイトのほか、AmazonやBest Buyでも販売される見込み。

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Techable

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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