イベント会場周辺の空き部屋が簡単に見つかるAirbnbの新機能がリリース

代表的なP2P型の空き部屋マッチングサービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」は、2018年4月、国際会議やイベントなどが開催される会場周辺の宿泊場所を一覧化できる、無料の新機能「Airbnb for Events」をリリースした。

・会場周辺にあるAirbnbの登録物件を一覧化

「Airbnb for Events」では、国際会議やイベントなどの主催者が、その内容や日時、場所などを「Airbnb」のプラットフォームに登録すると、「Airbnb」上に個別のランディングページを構築するほか、会場周辺で宿泊できる物件が表示されたオンラインマップを自動的に生成。

主催者が国際会議やイベントなどの公式ウェブサイトにこのマップを埋め込んだり、「Airbnb」のランディングページのURLをソーシャルメディアネットワーク(SNS)を通じてシェアすることで、「Airbnb」に登録されている会場周辺の宿泊場所がその参加者や関係者に一目でわかるようになる。

とりわけ、大規模な国際会議やイベントなどに伴う急激な需要増に宿泊施設のキャパシティが対応しきれないエリアでは、代替的な宿泊場所として「Airbnb」の登録物件を利用しやすくなるというわけだ。

・国際会議やイベントのプロモーションにも役立つ

2016年リオデジャネイロオリンピックでは約7500人の来訪者が「Airbnb」を通じて宿泊場所を手配したほか、毎年3月に米国で開催される大規模イベント「SXSW」などでも、「Airbnb」が積極的に活用されている。

「Airbnb for Events」は、参加者の利便性を向上させると同時に、国際会議やイベントなどのプロモーションツールとしても役立ちそうだ。(文 松岡由希子)

Airbnb for Events

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Techable

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